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ウィー、念願の優勝今度はなるか

Posted July. 29, 2006 03:00,   

今度こそ本当に何かを見せてくれるか。「ゴルフ天才少女」ミシェル・ウィー(17、写真)は、最近世論の俎上にのせられていた。米プロゴルフ(PGA)ツアーでの無謀な性の対決はもうやめるべきだという懸念の声が多かった。昨年10月、プロデビュー以後、米女子ゴルフ(LPGA)ツアーでトップグループに入っただけで、肝心の優勝がないことに対する視線も厳しかった。

実際、今年出場したLPGAの4大会(USBCマッチプレー・チャンピオンシップを除く)でいずれも5位以内には入ったものの、優勝カップを獲得するのには失敗して、「2%足りない」と評された。もちろん、同情論もある。10代という年齢を勘案すれば、これでも大した成績だ。

しかし、誰よりもウィー本人が優勝を渇望している。そのような彼女が、28日、フランスのエビアンマスターズGC(パー72)で行われたLPGAツアー、エビアン・マスターズ第2ラウンドで、首位タイに立った。

これまで首位に立ったことは何度もあった。今回は試合内容が良く、初勝利に向けた期待感を高めた。ボギーなしに6バーディーを記録して、デイリーベストの6アンダー66をマークした。長打とアイアンショット、パッとの3拍子がきっちり合った。無理なドライバー攻撃の代わりに、蒸し暑い天気のため硬くなったフェアウェーの特性を狙って、3番ウッドをうまく使った点も一層成熟した姿だ。5つのバーディーが3.5メートル以内のパットから出たほど、アイアンショットが精巧だった。

運もついていた。18番ホールでティーショットが激しく左に曲がったが、木の枝に当たってフェアウェーに安着し、セカンドショットを上手にレイアップした後、パーセーブをした。

中間合計9アンダー135を記録したウィーと首位に並んだカリー・ウェブ(豪州)、ロレーナ・オチョア(メキシコ)は、今季並んで2勝を上げた強豪だ。

所属社のCJが緊急に入手した「レトルトの炊きたてご飯」をはじめ韓国の料理を食べて出場した朴セリは、4アンダー68で首位に1打遅れた4位(8アンダー、136)に上がった。1ラウンドを首位に終えた金美賢(キム・ミヒョン、KTF)は、5位(7アンダー、137)に順位が下がった。昨年のチャンピオンのポーラ・クリーマー(米国)と「ゴルフ女帝」アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は6位タイ(6アンダー、138)になった。



kjs0123@donga.com