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日本、高校教科書を一般公開

Posted April. 22, 2006 03:18,   

韓国と中国の厳重な抗議にもかかわらず、日本の海洋領土への野心をそのまま反映した高校の教科書の採択作業が進んでいる。

日本の文部科学省が、先月29日に検定結果を発表した高校1年生の教科書を、東京都江東区の教科書研究センターで、20日から教師や一般人に公開した。今回の公開は、文部省が各学校別の教科書採択に先立って進める公式手続きの一つだ。

文部省が教科書とともに公開した検定意見書と修正表には、生徒たちに幼い頃から誤った領土認識を植えつけようとする日本政府の意図が如実に現われていた。

特に、「竹島」(独島の日本式名)が紛争地域という表現は、例外なく日本領土という内容に変わっていた。これは、日本の韓国側排他的経済水域(EEZ)の無断測量計画が緻密な計画によって進められていることを意味する。

A出版社が教科書検定前に「竹島などの領土問題を抱えている」と記述した現代社会の教科書は、「日本の領土である竹島は、韓国に占拠されて」に変えられていた。

B出版社の政治経済の教科書は、「韓国との間には竹島問題がある」という表現が削除され、「島根県に属する竹島に対して、韓国が領有権を主張している」という内容で埋められていた。文部省は、検定教科書を7月末まで日本各地で展示会を開いて公開する予定だ。一線の学校では、8月末までにこれら教科書を採択するかどうかを決定し、来年から高校1年生に教える。



iam@donga.com