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米イラク内の国際開発局、ザイトゥーン部隊領内に移転進める

米イラク内の国際開発局、ザイトゥーン部隊領内に移転進める

Posted January. 13, 2006 05:19,   

米政府の対外援助機関である米国際開発局庁(USAID)のイラク北部地域事務所を、韓国軍派兵部隊であるザイトゥーン部隊の領内に移転する案が進められている。

韓国軍当局が12日伝えたところによると、米政府は昨年11月、USAID事務所を治安状態の良好なザイトゥーン部隊の領内に移転する案を外交通商部を通じて正式に要請してきたと言う。

それについて合同参謀本部は、USAID事務所がザイトゥーン部隊の領内に移転しても、任務遂行に差し支えがないと結論付け、前向きに検討中であるものとされる。これによって、早ければ来月初旬ごろには移転する見込みだ。

ザイトゥーン部隊の駐留地からやや離れた地域にあるUSAID事務所は、コンテナビル18棟に、約30人の職員が常駐している。移転が確定すれば、現在使用中のビルをそのまま移す計画のもようだ。

だが、一部からは、USAID事務所がザイトゥーン部隊の領内に移転すれば、現地の抵抗勢力によるテロ脅威の可能性が高まるだろうと懸念する声があがっている。これまでは同事務所がテロにあったことはなかった。



ysh1005@donga.com