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大リーガーたちとホテル、お互いにウィン・ウィン

大リーガーたちとホテル、お互いにウィン・ウィン

Posted December. 02, 2005 07:02,   

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1日、ソウルの蚕室(チャムシル)ロッテワールド・ホテル。ニューヨーク・メッツの徐在応(ソ・ジェウン)選手(28)はこの日、このホテルの1日マネージャーを務めた。マネージャー服装の徐在応は、フロント・デスクとドアデスクを回りながら、ファンに会った。また、レストランを巡回しながら食事をしているお客さんにサインボールを渡した。

徐在応は代わりに、同ホテルからVIPの待遇を受ける。ロッテワールド・ホテルは徐在応の家族(夫人の李ジュヒョンさんと娘のヘリンちゃん)のため、プレジデンシャル・スイートルームを無料で提供している。税金を引いて1泊で150万ウォンの部屋だ。先月22日帰国した徐在応は、2日までこの部屋に泊まる。

LAドジャーズの崔熙燮(チェ・ヒソプ)選手(26)は、02年からソウル・中区(チュング)のウェスティン朝鮮ホテルを利用していて今年で4年目になる。崔熙燮はまだ独身だが、ホテル側は1泊に300万ウォンもするロイヤル・スイートルームを、喜んで提供している。崔熙燮はその代わりに、ホテルの社員と一緒に毎年「愛のキムチづけ行事」に参加する。今年も先月23日、一人暮らしの老人のためにキムチ150株をつけた。

サンディエゴの朴賛浩(パク・チャンホ)選手(32)は、ソウル・中区のロッテ・ホテルのお得意先だ。大リーガーになった後、朴賛浩はほとんど毎年ここで泊まりながら、個人トレーニングを行った。朴賛浩は辛格浩(シン・ギョクホ)ロッテグループ会長とも格別な仲だ。先月30日、ハワイで結婚式を挙げた朴賛浩が11日、野球の先輩と後輩、親戚たちを招待して披露宴を開くことにした場所も、ロッテ・ホテルだ。

例外があるとしたら、コロラドの金炳賢(キム・ビョンヒョン)選手(26)だ。人見知りをする彼は、ホテルの提案を振り切って、知り合いの家で生活することを好む。

ホテルの関係者たちは、「スター選手を身近で見られるというだけでも、お客さんにとても喜んでもらえる。従来のサービスとは異なるサービスだと言える」と話した。



uni@donga.com