コメの関税化猶予交渉批准同意案が23日、国会で可決され、国内のコメ市場開放が2014年まで延期されることになった。
その代わり、今年から10年間、コメの義務輸入量を段階的に増やさなければならず、輸入米の一部が米飯用に国内市販されることになり、外国産米で炊いた飯が食卓に上がることになる。
国会では、同日の本会議で在籍議員299人のうち223人が投票に参加し、賛成票139、反対票61、棄権23でコメ交渉批准同意案を可決した。
電子投票で行われた表決に先立ち、民主労働党議員たちが一時議長席を占拠し、これを阻止しようとする与党議員たちともみ合いになる場面が30分あまり続いた。
表決に先立ち、与党ヨルリン・ウリ党は党方針として賛成票を、野党ハンナラ党は自由意思での投票を、民主党と民主労動党、そして一部農村地域の議員たちは処理延期を主張した。コメ交渉批准同意案が可決されたことで、コメ市場の開放猶予期間中に、韓国は今年から毎年、国営貿易の形で外国産米の輸入が義務づけられることになった。
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