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盧大統領「南北首脳会談は急がない」 韓米首脳会共同会見で確認

盧大統領「南北首脳会談は急がない」 韓米首脳会共同会見で確認

Posted November. 18, 2005 08:26,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とブッシュ米大統領は17日、韓半島の軍事的脅威を減少させ、現在の休戦体制を和平体制に移行することが、韓半島の完全な和解と平和統一に寄与するということで意見を一致させた。

また、盧大統領とブッシュ大統領は、このような和平体制への履行交渉を、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議とは別途に、関連当事国が直接開催しなければならないという点でも共感した。

両首脳は17日午前、慶尚北道慶州市(キョンサンプクト・キョンジュシ)で会談を開き、このような内容を骨子とした5項目の「韓米同盟と韓半島和平に関する共同宣言」を採択した。

両首脳は会談で、韓米同盟が堅固であることを再確認し、両国の長官級戦略対話を発足させ、来年初めに会談を開くことで合意した。戦略対話のパートナーは、韓国外交通商部長官と米国務長官だ。

また両首脳は、北朝鮮の核武装を容認せず、北朝鮮核問題を平和的かつ外交的な方法で解決すべきだという原則を再確認した。さらに、北朝鮮住民の環境改善に向けた案を継続して模索することでも合意した。

ブッシュ大統領は会談後の記者会見で、北朝鮮への軽水炉提供と関連して、「私たちの方針は適切な時期に軽水炉を検討するということであり、適切な時期とは、北朝鮮が核兵器および核計画を検証可能な方法で放棄した後だ」と述べた。

盧大統領は会見で、第2回南北首脳会談の開催について、「会うことはいいが、より重要なことは内容だ」としつつ、「会談開催だけのために、無理をするつもりはない」と述べた。また、「韓国が首脳会談そのものを一つの成果と考え、それに固執しすぎることは、北朝鮮核問題や南北関係を解決するうえで、かえって役に立たない」とつけ加えた。

一方、両首脳は同日の会談で、米国の韓国人に対するビザ免除プログラムのロードマップ開発に共同で努力することで一致した。

これと関連して潘基文(バン・ギムン)外交通商部長官は、「ブッシュ大統領が、ライス米国務長官に検討の指示を下した」とし、「韓国の米国ビザ拒否率が3.2%であり、ビザ免除の『3%未満』条件に近づいた」と説明した。



jyw11@donga.com