ボンフレール氏、アドフォカート監督を非難

サッカー韓国代表の前監督、ボンフレール氏（５９）がアドフォカート現監督（５８）を非難し関心が集まっている。

オランダのサッカー専門誌「フットバルインターナショナル」は１４日付で、ボンフレール氏が「今アドフォカート監督が率いている韓国代表チームはすでに私が仕上げておいたチームだ。彼が私のことをこき下ろすのは恥ずべき行動だ」と話した、と伝えた。

同誌によると、ボンフレール氏は「アドフォカート監督が『私は第２のヒディンクになるために韓国代表を引き受けたわけで、第２のボンフレールになるために監督職を受諾したわけではない』と言ったが、これは私のことを無視した言動だ」と話した。

ボンフレール氏はまた、「私は韓国チームを最高の水準につくり上げたが、技術委員会はいつも試合の２週前に先発リストを提出することを要求しては、彼らが好まない選手を外すなど、いつも私を助けるどころか、足を引っ張ってばかりだった」と主張した。特に、昨年１２月にはドイツ戦を控えて「協会長に会いに行ったら、私が作ったリストを突きつけられて、『監督さん、このＦＷはよくないよ（Coach, this striker is not good）』と言われ、特定選手を外すよう求められたこともある。それで、私はテーブルを叩きながら『冗談じゃない（Go to hell）』と叫んだこともある」と明かした。

これに対し、フィム・ベルベク代表首席コーチは、「フットバルインターナショナルに名前を言わず、協会長（bondvorzitter）とのみ表現しているが、協会長が鄭夢準（チョン・モンジュン）会長のことを言っているのか、あるいは李会沢（イ・フェテク）技術委員会委員長のことを言っているかは定かでない」と話した。

大韓サッカー協会は、「鄭夢準会長は当時、ドイツ戦を控えて国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）執行委員会の関係で、スイスに行っており、試合当日競技場に到着した。ボンフレール監督にそうしたことを言ったことはない」と釈明した。

協会はまた、「試合２週前に技術委員会がボンフレール前監督に代表選手のリストを提出するよう要求した」という内容について、「ＦＩＦＡのルールに従って選手を招集するためには、当然の手続きだ」と説明した。

yjongk@donga.com