ラッシュアワーには現行料金より高くなるが、客の少ない昼の時間帯には料金を引き下げるタクシーが登場する見通しだ。
建設交通部は１０日、地域ごとにタクシー料金を均一化した「旅客自動車運輸事業運賃料率等調整要領」を年内に改正する方針だと明らかにした。事実上、一般タクシーと模範タクシーの二種に分かれているタクシー料金制が、来年から自由化することになる。
これを受け、△昼の時間帯にはラッシュアワーより基本料金の安いタクシー、△運転手が全員女性または老人のタクシー会社、△地域の境界を通過する際に割増料金を受け取らないタクシーなど、さまざまなサービスを提供し、料金の異なる多様なタクシーが登場することになる。
ソウル市はまず、来年上半期に、４５００ウォンに一本化された模範タクシーの基本料金を３０００、４０００、５０００ウォンなどに差別化する方針だ。
このほか、他の自治体もタクシー事業者、市民団体などの意見を収拾し、来年上半期中に多様なタクシーサービスと料金体系を発表する計画だ。
kkh@donga.com
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