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在来魚のアマゴの異常な交尾行動 大邱科学大学チームが撮影

在来魚のアマゴの異常な交尾行動 大邱科学大学チームが撮影

Posted October. 10, 2005 03:03,   

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環境破壊により、異常な交尾行動を起こしている在来魚「アマゴ」の姿が初めて公開された。

大邱(テグ)科学大学のドキュメンタリー制作チーム(チーム長=オ・ハンテク教授)は9日、海に出られず成長が止まったままの小さな雌と、同じ渓谷で育った雄による異常な交尾の様子を捉えた写真を公開した。

これについて国立水産科学院内水面生態研究所の李完玉(イ・ワンオク)博士は、「これは一種の『近親相姦』のような異常交尾の形で、これにより、韓国のアマゴは個体数の減少や劣性化が起きている」と説明した。

制作チームは2日、江原道襄陽郡(カンウォンド・ヤンヤングン)のポプスチ渓谷で、環境破壊により魚が海に出るための通路が遮られ、渓谷内で成長したアマゴの交尾の撮影に成功した。

一方、制作チームは昨年9月、北朝鮮の金剛(クムガン)山にある玉溜洞(オクリュドン)渓谷で、海から戻ってきて正常に成長した成魚の雌と多数の小さな雄による正常な交尾の様子をカメラに収めたこともある。



leon@donga.com