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北朝鮮「アリラン」観覧で9000人が訪朝計画

北朝鮮「アリラン」観覧で9000人が訪朝計画

Posted September. 24, 2005 07:12,   

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北朝鮮当局が、韓国の対北朝鮮支援団体を対象に、平壌(ピョンヤン)で公演されている「アリラン」の観覧客募集を要請した、という報道(東亜日報23日付A3面参照)に関連し、統一部は23日、近く約9000人が北朝鮮を訪問する計画だと明らかにした。

統一部の高景彬(コ・ギョンビン)社会文化交流局長は同日のブリーフィングで、「22の対北朝鮮支援団体所属の会員など約9000人の韓国国民が、近く北朝鮮を訪問し、公演『アリラン』を観覧するとともに、△北朝鮮に支援された物資の使用実態調査、△文化遺跡調査などの計画を持っている」と説明した。

統一部によると、各団体が計画している訪朝団の規模は「わが民族が一つになるための運動本部」が4700人、「グッドネイバーズ」1500人、「一つの民族文化財団」1000人などで、各団体は現在、会員を対象に訪朝申請を受け付けている。23日現在、各団体が計画している人員は計9265人。

高局長は、「訪朝日程をめぐって、各団体が北朝鮮と協議を進められており、平壌へのチャーター便、平壌市内での宿泊施設などが確定しておらず、訪朝の時期と規模は流動的だ」とした。統一部は、対北朝鮮支援団体の会員たちが、北朝鮮への支援物資の使用実態を調べる名目で北朝鮮入りし「アリラン」を団体で観覧しても「法的には問題がない」という立場を示している。

「アリラン」の入場料は、座席のランクによって最低50ドルから最高300ドルで、訪朝費用は2泊3日間の日程を基準に100万〜150万ウォンが必要とされる。「我が民族助け合い運動」の関係者は、「費用は訪朝団全員が全額を自費負担するだろう」と述べた。



gun43@donga.com