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朴槿恵ハンナラ代表「連立は不可能」とクギ

朴槿恵ハンナラ代表「連立は不可能」とクギ

Posted September. 03, 2005 08:35,   

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▲「連立論は反民主的だ」〓ハンナラ党の朴槿恵(パク・グンヘ)代表は1日、大田(テジョン)のカトリック文化会館で開かれたハンナラ党大田市党大会に参加し、席上、記者たちに「ハンナラ党の連立に関する立場は確固としており、これ以上話すことはない」と述べた。

大統領府会談で盧大統領が切り出すであろう連立論に備え、事前にくさびを打つ発言だ。

朴代表は、「連立は憲法にも反する。ハンナラ党とヨルリン・ウリ党が合同すれば、院内90%以上の議席を占め、一党独走となり、民主主義にも反する」として、「すでに数回にわたって明らかにしたように、連立は不可能だ」と断言した。

ハンナラ党は同日、会談対策会議を開き、盧大統領が「サプライズ・カード」をきる可能性を想定して、多様なシナリオに合わせた対応策を考えた。

ハンナラ党は、盧大統領が、△任期短縮の具体的な時限の提示、△朴代表への首相職と組閣権の委譲、△ウリ党の離党及び挙国内閣構成などを提案する可能性を排除していない。

この場合、朴代表は短く明確に自身の立場を明らかにするという戦略を立てたもようだ。党のある関係者は、「盧大統領とさしで討論をすれば、巻きこまれる恐れがある。所信どおり『クール』に対応するだろう」と話した。

しかしハンナラ党としては、連立論や改憲のように形勢を揺さぶる大型の課題を提起して、与党の虚をつく素材がないのが悩みだ。党内の若手グループから改憲論の早期公論化が起こることも、朴代表には負担となる。

▲「一度の会談で満足できるか」〓大統領府は、長期的に考えている。これまで連立論の提案に対して無視戦略を貫いてきた朴代表が、会談で快く盧大統領の連立案に同意する可能性は高くないためだ。

ある関係者は2日、「盧大統領は2ヵ月間、公けに『任期短縮』などの多様な案を提示してきた」とし、「今回の会談では、対話そのものが評価されるだろう」と話した。盧大統領が朴代表に「ぶっつけ提案」をして、談判のような状況に追い込むことはないということだ。

しかし大統領府は、今回の会談が連立政局に新しい扉を開く転機になることを期待している。盧大統領が直接、朴代表に連立論に対する真剣さを語り、朴代表がこれを聞くだけでも、雰囲気をやわらげる效果があるというわけだ。

▲「朴飛御天歌?」〓ウリ党の指導部は2日、朴代表をもち上げて会談ムードを高めた。

文喜相(ムン・ヒサン)議長は顧問団会議で、「率直で虚心坦懐な盧大統領の性格と、穏やかで合理的な朴代表の性格が融合して、韓国政治の一里塚となるような快挙が起きてほしい」と朴代表をもち上げた。

柳時敏(リュ・シミン)常任中央委員は、メディアのインタビューで、「朴代表は、今後縁があれば、大韓民国を一度はリードする人」とし、「(盧大統領と)話し合って、衝突を避け、共生の道を開いてもらいたい」と述べた。

一方、連立論に反対してきた金栄春(キム・ヨンチュン)議員は、「連立と関連して、大統領が不退転の覚悟で出るなら、この機に問題意識を改憲論議にまで拡大しよう」と述べ、盧大統領が正攻法で朴代表を説得することを要望した。



jyw11@donga.com yongari@donga.com