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英国留学派の李サン、プレミアリーガーの夢へ一歩前進

英国留学派の李サン、プレミアリーガーの夢へ一歩前進

Posted August. 31, 2005 06:49,   

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「精神的・肉体的にもっと強くならなければいけません。英国の選手の2倍、3倍頑張って、必ず朴智星(パク・チソン)さんのように立派なプレミアリーガーになります」

「リトル・プレミアリーガー」の李サン(20)。彼の声は落ち着いていたが、自信に満ちていた。李サンは、今月初め、イングランド・チャンピオンシップリーグのシェフィールド・ユナイテッドに入団した。

1998年、チュンドン中学校を中退し、英国へサッカー留学に旅立ったが、彼のサッカー人生は決して楽ではなかった。クリスタル・パレスとウェストハム・ユナイテッドの幼少年チームを経て話題になり、20歳以下の韓国ユース代表選手としてもプレーした。しかし、頻繁な負傷が彼を苦しめた。

04年7月、イングランドリーグ・ブレントフォードに入団したが、初シーズン、度重なる負傷で出場機会をつかめず、今年初め、ブラジル・サンパウロへ研修に行った。しかし、李サンの才能を見抜いたシェフィールドが、彼にラブコールを送ってきた。ブレントフォードのマーチン・アレン監督は、異例にも、球団のホームページに「李サンをつかまえたい。チームにもう少しいてほしい」と訴えたりもした。

李サンは、「今、シェフィールドの1軍にストライカーが4人いるが、監督が私を5番目のストライカーとして見ている」とし、「今は2軍で練習しているが、9月半ば以降、デビュー戦を行う」と話した。

彼は「今度、プレミアリーグに進出した朴智星と李栄杓(イ・ヨンピョ)のことを尊敬しているし、うらやましいと思っている。プレミアリーグ進出の夢は必ず実現する」と話した。

シェフィールドのニール・ウォノック監督は、「李サンは十分な才能を持っており、発展する可能性が高い。彼が練習で印象的な姿を見せてくれれば、私はただちに彼を実戦に投入する」と話した。

チャンピオンシップリーグは、プレミアリーグのすぐ下の2部リーグで、薛鐗鉉(ベルギー)がプレーしているウルバーハンプトンもこのリーグ所属だ。2部リーグとはいえ、昨シーズンの総観衆が960万人ほどで、イタリア1部リーグのセリエAと同程度の観衆が集まるほど人気がある。



jaeyuna@donga.com