国情院、三星研究所専務を１級でスカウト

国家情報院（国情院）が、三星（サムスン）経済研究所の李彦五（イ・オオン）専務（５１）を、１級（次官補クラス）のＣＩＯ（Chief　Intelligence　Officer＝最高情報責任者）としてスカウトしたことが確認された。民間経済研究所の関係者が国情院の高官にポストを移すのは初めて。

財界と国情院によると、国情院は最近、人材補強のため李専務をスカウトした。李氏は最近、三星経済研究所に辞表を提出し、国情院の勤務を開始した。国内情報に関連した業務を担当されるものとみられる。

財界の関係者は、「李氏は長い間、三星経済研究所で政策研究の業務を遂行し、政府からも能力を認めらている」とし、「契約社員として２年間、国情院で勤めることになり、主に国家戦略に関する下図を作成する業務を担当するだろうと聞いている」と話した。

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