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洪駐米大使が辞意表明、盧大統領は受理の方針

洪駐米大使が辞意表明、盧大統領は受理の方針

Posted July. 27, 2005 03:03,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は26日、国家安全企画部(安企部、国家情報院の前身)による不法盗聴記録の波紋によって、退任意思を表明した洪錫鍱(ホン・ソクヒョン)駐米大使の辞意を受け入れることに決めた。

洪大使は25日午後10時半頃、金雨植(キム・ウシク)大統領秘書室長に国際電話をかけて、「今回のことで御心配をかけて申し訳ない」と辞意を表明した。

金室長の報告を受けた盧大統領は、「駐米大使として重要な時期に円満に業務を遂行してきた。残念に思う」と話したと、金晩洙(キム・マンス)大統領府報道官が伝えた。

金報道官は、「洪大使の辞意を受け入れたが、辞表受理の時期は、駐米大使として懸案の処理に必要な期間を考慮して判断する」とし、洪大使がしばらくは駐米大使を務めながら、北朝鮮核問題解決に向けた6者協議の進行状況の点検など、業務を遂行することを明らかにした。

しかし、洪大使の交代が既成事実となった状況で、正常に大使職を遂行することは難しいものと予想される。大使職の場合、駐在国の政府の事前同意を得るアグレマン手続きを踏まなければならないため、後任大使が正式に赴任するまでに少なくとも1ヵ月以上、駐米大使職が代理大使体制で運営されることは避けられない見通しだ。

大統領府は、「後任大使は、来月初め頃に輪郭が浮かび上がるだろう」と話した。

これに先立ち洪大使は25日午前(現地時間)、「体の具合が悪い」と言って、定例大使館職員会議を取り消して出勤せず、25・26日の両日に予定されていたすべての日程を取り消すか、延期した。



jnghn@donga.com