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冷めることを知らない…ヒディンク監督の人気

冷めることを知らない…ヒディンク監督の人気

Posted July. 20, 2005 03:14,   

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「わ〜」、「やあ〜」、「ヒディンク、ファイト!」

19日午後2時ごろ、ソウル光化門(クァンファムン)の教保(キョボ)文庫前。大韓サッカー協会の「サッカー名誉の殿堂」に献額された7人を描いた「韓国サッカーの英雄たち」出版記念ファンサイン会に、ヒディンク元韓国代表監督(現PSVアイントホーフェン)が姿を現すと、ファンは一斉に歓呼と喝采を送った。彼の姿を撮るデジタルカメラとカメラ付き携帯電話のシャッターの音も相次いだ。

鄭夢準(チョン・モンジュン)サッカー協会会長をはじめ、李会擇(イ・フェテク)技術委員長、車範根(チャ・ボムグン)水原三星(スウォン・サムスン)監督ら、サッカー関係の有名人たちも席を共にしたが、同日の主人公はやはりヒディンク監督だった。

ヒディンク監督の人気は老若男女を問わなかった。金ドヒョン(68、仁川富平山谷洞)氏は、同日午前9時30分に教保文庫に到着して、4時間以上も待った末、一番最初にヒディンク監督のサインをもらった。喜寿を控えている金氏は、「02年韓日W杯の時からヒディンク監督のファンだった。今日会わなかったら、一生会えないような気がして、朝早くからやってきた」と話した。

インドネシア・ジャカルタ・ブリティッシュ国際学校4年生のチェ・ドンギュ(10)君は、「02年W杯の時、韓国がベスト4に進出すると、インドネシア現地の外国人生徒がみんな羨ましがった。ヒディンク監督に実際会うことができて、とても嬉しい。(インドネシアへ)帰っても、自慢話ができる」とし、にこにこしていた。カン・ソクジュン(71、ソウル恩平区仏光洞)氏は、「今日、5人の孫の特命を受けてきた」とし、6枚のユニホームにサインをお願いした。

同日、本にサインしてもらった人だけで約200人。駆けつけた人は1000人に達した。約50分間のサイン会を終えたヒディンク監督は、「とても幸せだ。韓国サッカーの過去と現在の人物を歴史として記録した本に名前を載せてもらっただけで光栄だった。誇らしい。ファンの変わらぬ分不相応なエールもありがたいだけだ」と話した。



yjongk@donga.com jaeyuna@donga.com