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絶滅危機のムササビ、全国に119匹棲息確認

絶滅危機のムササビ、全国に119匹棲息確認

Posted June. 13, 2005 06:33,   

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絶滅危機に瀕しているムササビ(天然記念物第328号)が、全国に119匹棲息していることが初めて確認された。

また、慶尚南道巨済島(キョンサンナムド・コジェド)と済州道湫子島(チェジュド・チュザド)付近の無人島では、苔虫類など未登録の10種余りが発見された。

環境部傘下の国立環境研究院は、昨年、陸上生態系35圏域に対する自然環境の調査を行った結果、このような結果が出たと、12日明らかにした。

環境研究院の関係者は「ムササビは直接観察された30匹と目撃者の調査で確認された89匹(地域)など、計119匹が全国に棲息していると推定される。最近、江原道襄陽郡(カンウォンド・ヤンヤングン)の山火事などで、ムササビの個体数が減った可能性が高く、保護対策が至急だ」と話した。

ムササビは江原道、慶尚北道(キョンサンブクド)、国立公園など木の直径が30cm以上の枯木が多い森の中に棲息する。実、葉、昆虫を食べて前後の足の間に翼膜があって飛ぶことができる。

一方、環境研究院は江原道春川(チュンチョン)と洪川(ホンチョン)、忠清北道永同(チュンチョンブクド・ヨンドン)、慶尚南道陜川(ハプチョン)と宣寧(ウィリョン)、蔚山(ウルサン)などの一地域を、自然生態系が善く保たれていて生物多様性が高く、保全する価値が高い地域だと話した。



beetlez@donga.com