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米、グァム基地の戦力大幅増強

Posted May. 23, 2005 03:25,   

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米国がグァムのアンダーソン米空軍基地に、太平洋地域における情報収集や偵察、攻撃任務をすべて遂行できる新しい「凡地球的打撃機動隊(Global Strike Task Force)」を配置する計画だと、海外米軍機関紙の『星条旗』が22日付で報じた。

これによると、米軍はグァム基地に、偵察機であるグローバル・ホーク3機と空中給油機12機を配置し、米本土基地からB2などの爆撃機6機とF15Eなどの戦闘爆撃機46機を循環配置するなど、大々的な戦力増加に乗り出すという。

このうち、爆撃機と戦闘爆撃機は循環配置されるが、空中給油機は、グァム基地に永久配置され、グローバル・ホークは09年頃から配置される予定だ。また、新しい戦力配置を支援するために、約2400人が追加でグァム基地に派遣されると同紙は伝えた。

米本土の西部海岸から太平洋地域の潜在的紛争地域まで、戦力が到達するには20時間以上が必要となるが、グァム基地からは4〜5時間で到達できる。

現在グァム基地には、米本土から12機のF15Eと4機のB2がすでに移動配置されたという。グァム基地にはこれまで、韓半島危機のたびに米本土の爆撃機が増強配置されてきた。

一方、他の米軍関係者は、「グァム基地の戦力増加計画はまだ確定しておらず、今後の基地発展の過程で、必要な環境的影響を調査するための措置だ」と話した。



ysh1005@donga.com