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チ氏、全大月氏と頻繁にお金の取引

Posted May. 09, 2005 23:13,   

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与党ヨルリン・ウリ党の李光宰(イ・グァンジェ)議員がロシア油田開発事件と関連して、再びまな板に上がった。李議員は9日、側近であるチ氏の8000万ウォン不法政治資金授受疑惑に対して「全く知らない」と全面否認したが、大統領府の386世代の参謀たちは李議員に対する検察の家宅捜索まで行われると、心配する気配がありありだった。

▲李光宰、「憚ることはない」〓李議員は同日午前、国会議員会館で補佐官会議を行い、ハイアンド代表の全大月(チョン・デウォル)容疑者(拘束収監)が、チ氏に8000万ウォンを渡したと供述したことに対する対策を話し合った。

李議員は会議後「側近たちに何回も確認したが、金を受け取った事実はないと言う。側近たちの後援会の口座まで調べたが、チ氏からお金が振り込まれた形跡はない」と明らかにした。その上で、「総選挙の前、野党がサン&ムーンから96億ウォンを受け取ったと主張して、85日間、特別検察官の調査を受けた。金には抵抗がある時だった」と述べ、検察の徹底捜査を促した。

同日午後に電撃的に実施された、議員会館に対する検察の家宅捜索に、李議員側は淡々と応じた。家宅捜索当時、李議員は会館にいなかった。

▲李氏・全大月氏・チ氏関係の実体は〓専売庁公務員出身のチ氏は、江原道平昌郡(カンウォンド・ピョンチャングン)平昌邑内で「ファンソゴジプ」という飲食店を経営している。李議員がチ氏と知り合ったのは2002年頃、去年の総選挙のときに李議員の平昌地域連絡総責を引き受けながら親しくなったという。チ氏は、ウリ党の平昌郡党員協議会長を務めている。

全氏とチ氏はずいぶん前から親しい関係だという。全氏が10年前に詐欺の疑いで服役した後、故郷に帰ってきたとき、誰も相手にしてくれなかったが、チ氏が食事も奢ったり、小遣いも与えたりした。その後、全氏が不動産業でお金を儲けた後、二人の間にはお金の取り引きがかなりあったというのが、李議員側の説明だ。

最近、全氏が李議員側に5億ウォンを渡したという話が出回ったとき、チ氏に確認電話をしたが、チ氏は「全氏と多くは1億ウォンまでのお金の取り引きはあったが、李議員と関連のあるお金はない」と釈明したという。

しかし、チ氏が全氏から受け取った8000万ウォンの実体と使途が解明されない場合、李議員も疑惑から解放されそうにない。全氏はチ氏を通じて李議員に近づこうした模様だ。

大統領府は公式的な立場を表明しなかった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がロシアを訪問中であるうえに、大統領府と直接関連する問題ではないという理由からだ。

しかし、大統領府のある参謀は「これで李議員まで落馬するのではないか」と当惑している。



yongari@donga.com