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高校生のローソク集会 実態は大人が主導

高校生のローソク集会 実態は大人が主導

Posted May. 08, 2005 23:28,   

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「7日午後6時半、『光化門(クァンファムン)に高校生、2000人突破』という携帯電話のメールが届いた。発信者の番号が『1234』であることから、誰かが組織的に送り出したようだった」

高校1年生によるネット空間から始まった「内申等級制反対」運動が、高校生ではなく大人によって主導され、議論になっている。

実際、ローソク集会は同ネット空間の運営者ではなく、「21世紀青少年共同体希望」という団体が主導し、デモには進歩的な「学歴のない社会のための学生会」、「タ・ハムケ」などとともに、保守団体の「自由青年連帯」も参加した。

ローソク集会の進行も高校生ではなく、外部の勢力が主導したため、高校生は疑問と同時に批判の意をあらわにしている。

ソウル麻浦(マポ)高校の金君(16)は、「大人が壇上で荒っぽいことを言うデモをしたかったわけではない」と話した。

朴さん(16)は「主催側のボランティアの人から、地下鉄の駅で集会会場に行くよう言われて半ば強制的に連れてこられた。前に出てきて叫ぶ大人の言葉には共感できない」と話した。

同日、配られたチラシには高校生の主張とは思えない特定の政党と新聞社に対する露骨な批判もあった。「内申等級制反対」のネット空間に掲載されている文にも、特定の教育団体の主張がそのまま盛り込まれており、議論になっている。

「5月18日は韓国の代表的な市民運動である光州(クァンジュ)民主化運動が起きた日です。(中略)教育は産業ではなく、生徒は機械ではありません。教育政策が生徒を既成の秩序に追い込むのであれば・・・」

ネット空間の運営者であるハンドルネーム「アイリス」の金さん(15)は、「誰かから電子メールでこのような内容を送り込まれ、さらに初期画面を同文に変えるよう求められた。また、東亜(トンア)日報などの大手3紙の取材に応じないことを求めるメールも送られ、初期画面に載せたが、問題があると思って削除した」と話した。



larosa@donga.com