Go to contents

趙治勲氏が復活の闘魂

Posted April. 28, 2005 23:13,   

한국어

「闘魂の棋士」こと趙治勲(チョ・チフン、49、写真)二十五世本因坊が、東京千代田区の日本棋院で行なわれた、産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第43期十段位決定五番勝負」の第5局で10段位奪取を果たし、復活を果たした。

タイトル獲得・棋戦優勝68回目となった今回の棋戦を通じて、自身の持つ最多タイトル獲得記録をまた一つ更新した。27日、王立誠10段(46)との「第43期十段位決定五番勝負」の第5局は、296手までで黒番の趙が5目半勝ちし、対戦成績を三勝二敗として十段位奪取を果たした。

趙氏は、この日のタイトル獲得で、最近のおよそ2年間にわたる防衛戦無冠(テレビの一つの競技を除く)の悔しさを、すっかり吹っ飛ばせた。6歳のとき日本に渡った同氏は、木谷実9段門下。11歳に入段(プロ棋士に)した。優れた才能を見せ、29歳に9段に。87年、日本の囲碁史上初の7大タイトル席巻という記録を作った。由緒のある本因坊タイトルの10連覇にも成功し「第25代本因坊」と呼ばれる。



hanscho@donga.com