全国のすべての一戸建て住宅（集合住宅を含む）と集合住宅および中小型マンションの価格がはじめて公開される。現在、住宅が位置している地域の邑面洞（ウプ・ミョン・トン・町村）の役場に行くと、住宅価格が確認できる。
４日の建設交通部（建交部）によると、全国の一戸建て住宅４３６万５０００世帯と集合住宅および中小型マンション（専用面積１６５m²未満）２２６万２０００世帯に対する住宅価格の算定を完了し、1日から２０日まで、該当住宅の所有者および利害関係者に限って意見を収集するという。
政府は同期間中に受け付けられた意見を住宅価格に反映してから、中央および地方自治体の不動産評価委員会の審議を経て、同月末住宅価格を確定・告示する方針だ。
その際、国税庁が先月算定作業を終了したマンションと大型集合住宅（専用面積１６５m²以上）６３２万世帯の基準時価も一緒に発表される。
このように確定された一戸建ておよび集合中小型マンション価格と国税庁の基準時価は、財産税、取得税、登録税、総合不動産税、譲渡所得税など、各種の不動産関連税金の課税資料としても利用される。
▲住宅価格、確認事項〓政府が公示した予備住宅価格は、今年１月１日現在の相場の８０％程度で策定された。これまで国税庁が基準時価を相場の８０％程度で策定してきたこととの公平性を考慮してのことだ。
一戸建て・集合住宅は、住宅が位置した地域の自治体の公務員が今年１月、建交部が発表した１３万３０００世帯の標準住宅の価格を踏まえ△土地用途△住宅類型△周辺環境△建物の構造などを反映し、予備価格を決めた。
このため、予備価格の適合性を確認する際に、今の相場ではなく、昨年末や今年初めの周辺相場を把握した後、０．８をかけて出た価格と比較してみなければならない。
条件が同一の近隣地域の予備価格との比較も必要だ。大きな違いがあれば、計算過程にミスのあった可能性がある。
確認するには、一戸建て・集合住宅は該当住宅のある邑面洞の役場の窓口に足を運ばなければならない。集合住宅と中小型マンションは、邑面洞の役場のみならず、建交部のインターネットのホームページ（ww.moct.go.kr）でも確認できる。
▲５月に更なる調整ある見通し〓海外出張などの理由から、同月中に政府が決めた住宅価格の確認が困難な場合でも、何もあせる必要はない。
政府は同月末確定・告示した住宅価格に対し、改めて５月に１ヶ月間見直し要求を受け付けてから、６月末まで再調整する方針であるからだ。
ただし、７月に納める建物分の財産税が６月１日ベースで算定され、新たな調整事項が反映されなければ、いったん税金を払った後、調整された価格によって税金を返してもらったり、新たに払わなければならないわずらわしさが生じかねない。
jsonhng@donga.com
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