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6者協議で米朝二国間対話も可能 韓米外相が立場明確に

6者協議で米朝二国間対話も可能 韓米外相が立場明確に

Posted March. 20, 2005 23:17,   

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韓国と米国は20日、北朝鮮核問題を話し合う6者協議が開かれれば米朝二国間対話も可能であるという立場を改めて明確にし、北朝鮮の6者協議への復帰を促した。

19日に来韓したライス米国務長官は20日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と国家安全保障会議(NSC)常任委員長を兼ねている鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官、潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官と相次いで会談し、このような立場を明らかにした。

ライス長官は連続会談を終えた後、外交通商部(外交部)庁舎で潘長官と共同で記者会見し、「米国は北朝鮮を攻撃する意思がない」と改めて明言し、「北朝鮮は戦略的な選択をすることで安全保障を取り付けるべきだ」と話した。

またライス長官は「北朝鮮が主権国家であることは誰も否定しない」とも語った。長官は、前日に行なった日本上智大学での演説でも、北朝鮮は主権国家であると述べたが、このような言及はブッシュ政権2期目の高官では初めて。

潘長官は、ライス長官は「主権国家」発言について「6者協議再開に向けた雰囲気作りに良い発言だ」として、「北朝鮮側が『暴政の拠点』発言を撤回しろと言っているが、それに直接触れるのは難しいし、迂回的に対話ムードを作るための発言だ」と解釈した。

また潘長官は「韓米両国は、北朝鮮核問題を平和的、外交的に6者協議で解決するという目標を再確認した。6者協議の枠内で米朝二国間会談など多様な形態の論議が可能だ」と述べた。