Go to contents

一部学校の生徒「口止め」

Posted March. 14, 2005 23:48,   

한국어

教育人的資源部と警察庁が4日から、学校暴力と被害届けの受け付けを行っているが、教育現場の非協力から、まともに届け出が行われていないという。

警察に届け出たもの以外、学校や教育庁を通しての届け出はほとんどなく、甚だしくは一部学校の場合、「口止め」をさせる例まであることが確認された。

警察は届け出の受け付けを始めてから初めて、14日に加害生徒に対する逮捕状を申請した。

▲届け出の実績低調〓警察は学校暴力と関連して同日までに計36件の申告を受け付けたが、このうち加害者の95人を対象に調べている。

しかし、加害生徒が自ら申告した事例はなく、ほとんどが被害生徒の家族などが代わりに届け出たものであることが確認された。

特に、同日現在まで、ソウル市教育庁やソウル市内の各地域教育委員会の担当窓口や、各学校を通じて受け付けられた事例は1件もなかった。

これは被害生徒らが「学校に申告しても、問題は解決されず仕返しを受けるだけ」と思うからだという。

ソウルS女子中学3年生の金(16)さんは「受け持ちの先生に不良生徒に対して相談したら『その子の気分を害さないよう気を付けなさい』と言われた」と打ち明けた。

学校暴力対策国民協議会の宋妍淑(ソン・ヨンスク、41)事務局長は「これまで学校が学校暴力問題に消極的だったという証拠」とし「今度のことをきっかけに一線の教育機関は学校暴力にもっと関心を持ち、生徒の力にならなければならない」と話した。

▲学校が口止め〓京畿(キョンギ)B高校の金教諭は「最近『イルジン会』問題が浮上するや、校長が職員会議で『わが校には学校暴力はない』と何回も強調した」とし「このようにもみ消すことを強要する雰囲気では、実態調査の效果が得られるか疑問だ」と話した。

ソウルD中学2年生のシム(15)君は「担任の先生が『(学校暴力問題を)学校外に届け出ると、警察に連れて行かれて手の施しようがなくなるので、必ず学校に届け出なさい』と言った」と話した。

近くのE中学3年生の金(15)さんも「先生が、他の所には絶対知らせないで、静かに解決するから先生に話しなさいと言った」と伝えた。

一方、警察庁は同日、「学校暴力予防及び根絶総合治安対策」を発表して、迷子探し申告電話(182)と性売買被害女性緊急支援電話(117)などを通じて、学校暴力申告を24時間受け付けることにした。

▲学校暴力の処罰〓江原(カンウォン)地方警察庁は同日、道内の高校1年生の少年A(17)に対して喝取などの疑いで事前拘束令状を申請した。

警察によるとAは、昨年9月から12月まで同級生のB(16)君を脅かして10回余りにわたって220万ウォンを奪った疑いが持たれている。

警察調査の結果、Aは普段から体の弱いB君に「家出の費用を出せ」と言っては、自分の銀行口座に金を振り込むように強要したことが確認された。警察は姿を消したAの行方を追っている。



needjung@donga.com syroh@donga.com