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朴嬉貞、米LPGA韓国人ルーキーたちの相談役

朴嬉貞、米LPGA韓国人ルーキーたちの相談役

Posted March. 01, 2005 22:41,   

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「私が一番上でもないのに、みんな私に聞きにくるんですよ」。

米LPGAツアーに毎年のように輩出する「コリアン・ルーキー」の相談役をしている「コアラ」こと朴嬉貞(パク・ヒジョン、25、CJ)。印象も良い上、心根も優しいという噂がたって、英語でコミュニケーションがうまくできない韓国新人選手のキャディーまで、朴嬉貞にあれこれ相談に来るほどだ。

自分の仕事だけでも忙しいのに、絶えずかかってくる後輩らの「携帯SOS」に返事をしているのだから、かんしゃくを起こしてもおかしくないはず。しかし、朴嬉貞は自分の新人時代を思い浮かべながら、自分の知っている全てを伝授している。

「私はルーキーの時、先輩たちの助けをあまり受けられなかったです。ライバルと思われたらしいですね(笑)。しかし、私は言葉の通じない異国で苦労している後輩に、すべてを話してあげます」。

朴嬉貞は前回のSBSオープンでの上昇ムード(8位タイ)を受けて、「2年無冠」のトンネルから抜け出るために先月28日、二つ目の大会であるマスターカードクラシックが行われるメキシコシティに到着した。自己2勝目の02サイベース・ビックアップルクラシック優勝を支えたベテランキャデー、ロバート・カリオーロ(47、米国)と共に。

「今季、再雇用したカリオーロは2年前の優勝直後、メグ・マローンが奪っていったキャディーです。若いキャディーと違って責任感が強くて、私とは相性がよく合うんです。性格も良くて、うちの家族は『おじさん』と呼んでいます」。

朴嬉貞がカリオーロに支払う週給は950ドル。最近の通常のキャディー給料より200ドルも高い。



安永植 ysahn@donga.com