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京畿道3地区の新都市開発、ソウルとの交通連係が成功のカギ

京畿道3地区の新都市開発、ソウルとの交通連係が成功のカギ

Posted February. 17, 2005 22:40,   

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建設交通部(建交部)が17日、京畿道楊州市(キョンギド・ヤンジュシ)オクジョン地区、南楊州市(ナムヤンジュシ)ビョルネ地区、高陽市杉松(コヤンシ・サムソン)地区の三つの宅地地域を、板橋(パンギョ)新都市レベルに開発する方針を決め、これらの地区に関心が集まっている。

オクジョン地区は、楊州市のオクジョン洞・コアム洞・ヒアム洞・ユルジョン洞・サムスン洞付近の184万坪から造成される新都市で、議政府市(ウィジョンブシ)中心部から8キロ、ソウル中心部からは30キロほど離れた所にある。同地域にはマンション3万1000世帯が建設される予定だ。ビョルネ地区は、ソウル泰陵(テルン)東方にある仏岩山(ブルアムサン)のすそので、南楊州市ビョルネ面クァンジョン里・ドクソン里・ファジョブ里付近一帯。154万坪の敷地にマンション2万1000世帯が建てられる。

杉松地区は、高陽市徳陽区(トクヤング)の杉松洞・ドンサン洞・シンウォン洞・オグム洞・ウォンフン洞・ヨンドゥ洞・デジャ洞一帯で、148万坪の規模で建設される。一山(イルサン)新都市とソウルの中間にあり、恩平(ウンピョン)のニュータウンと接している。建交部は、同3地域の緑地を、一般宅地地域(25%)より10%高い35%のレベルで造成し、建設可能な住宅数を決める住宅容積率(建物の延べ面積の敷地面積に対する割合)も150%のレベルに策定し、宅地地域(200%)より快適な住居環境を作る予定だ。

また、電車や高速道路のような交通施設を建設するなど、板橋新都市に次ぐ新都市として建設する計画だ。しかし、専門家らは、これらの新都市では板橋新都市に集中した需要者を引き寄せるには力不足だと評価した。まず、板橋新都市に比べて3ヵ所のいずれもが、ソウル中心部や江南(カンナム)への連結が容易ではない。

とりわけ、オクジョン地区は、ソウル中心部までの交通網がきちんと確保されない限り、住宅の需要を確保することさえ厳しいものと見られるほどだ。ビョルネ地区と杉松地区は、庶民のために造成される国民住宅賃貸団地だ。したがって、板橋新都市のレベルで都市の基盤施設を作り、高級マンションを建設するには限界がある。

韓国住宅産業研究院の関係者は「3地域では、板橋新都市や江南地域に集中した住宅の需要を解決できない」とし「ソウル空港周辺やソウル瑞草区良才洞(ソチョグ・ヤンジェドン)付近を積極的に活用する案を検討すべき必要がある」と話した。



黃在成 jsonhng@donga.com