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7月4日に「ディープ・インパクト」宇宙ショー

7月4日に「ディープ・インパクト」宇宙ショー

Posted January. 13, 2005 23:01,   

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彗星の内部構造を初めて観測する「ディープ・インパクト(Deep Impact)」探査船が13日の午前3時47分(韓国時間)、米国フロリダ州のケイプ・カナヴェラル基地から打ち上げられた。

同探査船は6ヵ月間4億3100万kmを飛行した後、「テンペル第1彗星」に接近、372kgの発射体(「インパクト」と命名)を彗星に衝突させる予定だ。

インパクトは米国独立記念日の7月4日の母船を離れ、24時間後に時速3万7000kmの速さで氷に覆われている彗星に衝突する。この時、母船は特殊カメラで衝突の際に生じる彗星の破片を500km離れたところから撮影し、米航空宇宙局(NASA)に中継する計画だ。これで彗星の内部物質を分析する。ディープ・インパクトは地球には戻らない。

彗星表面の物質は長い期間太陽に接近していたため、太陽熱で変形されるが、内部には太陽系形成初期の物質がそのまま残っていると推定されている。1867年に発見されたテンペル第一彗星は5年周期で太陽を公転している。



金東元 daviskim@donga.com