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韓国政府、中国大使呼んで再発防止要請

Posted January. 13, 2005 22:44,   

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韓国政府は13日、中国当局が北朝鮮脱出者の人権問題に関連した野党ハンナラ党議員4人の記者会見を阻止したことについて、李濱駐韓中国大使を外交通商部(外交部)に呼んで遺憾の意を表明し、釈明と再発防止を要請した。

李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部報道官は同日、ブリーフィングで「外交部の崔英鎮(チェ・ヨンジン)次官が李大使に政府の立場を伝えた」とし「李大使は『韓国側の立場を中国本国に報告する』と答えた」と話した。

李報道官によると、李大使は「ハンナラ党議員らが中国の国内法を尊重しなかったため、こうした事態を招いた」とし「今回の事態が、未来指向の韓中両国関係の発展に否定的影響を及ぼさないよう願う」と付け加えた。

ハンナラ党も今回の事態について、中国側に釈明と謝罪の意を示すよう、繰り返し厳しく求めている。一方、中国政府は同日、同事態の責任はハンナラ党議員らにあるとした。

中国外交部の孔泉報道官は定例ブリーフィングで「ハンナラ党議員らの記者会見は、中国内にいる北朝鮮脱出者の違法活動をさらに助長する恐れがあり、訪問目的にも一致していない」と指摘した。

同報道官は「ハンナラ党議員のうち1人は大使館の招待で、3人は観光ビザで中国入りしている」とし「中国は韓国議員らの訪中を歓迎するが、中国の法規も尊重しなければならない」と話した。



黃有成 夫亨權 yshwang@donga.com bookum90@donga.com