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今年最高の検索語

Posted December. 22, 2004 23:11,   

한국어

04年一年間、韓国国民が一番関心は寄せたのは何か。インターネットのポータルサイトの検索窓から、韓国人の関心事が何だったのかが象徴的に読み取れる。

検索窓を通してよく見ると、今年の韓国国民は「大統領の弾劾」に代表される政治攻防と不況の陰りから抜け出せずにいながらも、それなりに「Well-Being(健康族)」など、潤いのある生活を目指していた。また、昨年に続いて依然「ロト・宝くじ」をはじめとする一儲けの夢を見ていたことがわかった。

東亜(トンア)日報の取材チームは、ネーバー(NAVER)、ダウム(Daum)、エンパス(empas)、ネート(nate)の主要4インターネットポータルサイトに依頼し、今年の人気検索語の順位を受け取り分析した。

▲不況の中で豊かな生活を夢見た〓今年一番人気のあった検索語は、すべてのサイトで1〜3以内にランクされたロトだった。ロトは、ネーバーとネートの統合検索で1位となった。

昨年に続いて、不況がいっそう進行したことから、庶民たちが「人生逆転」という儚い夢に依然浸っていたものと分析される。

これとともに、深刻な失業難を反映するかのよう「アルバイト」がダウムの総合検索部門で一位、ネーバーの統合検索で4位となった。「就業」も数多くのネチズン(インターネット利用者)たちが検索した言葉とされる。

一方、 Well-Being(ネート2位)に対する関心が高かった今年、多くの人々は「高速鉄道」(タウム19位)の開通にあたり、「鉄道庁」(タウム5位)で旅行とレジャー情報を検索した。

▲「弾劾」と「金善一」に続いた衝撃〓大韓民国の憲政史上前例のなかった大統領の「弾劾」(エンパス1位)は、やはり今年の最大の話題だった。

また、大きなショックを与えた「人質殺し」動画に対する関心が集中し、検索窓に「金善一(キム・ソンイル)」(ネーバーニュース1位)を打ち込んで見た国民がかなり多かった。

このほか、「行政首都移転」(ネート3位)と「不良餃子騒ぎ」(エンパス6位)、「ユ・ヨンチョル」(ネート10位)も04年の主なキーワードだった。

政治・社会的な大型事件が相次いでいただけに、これをめぐる数多くの語録も量産された。

新行政首都建設特別法に対する違憲決定を下し、憲法裁判所が根拠にしていた「慣習憲法」はインターネットでも熱い論争を巻き起こした。

▲韓流への関心は国内でも根強い〓今年、日本で最高の話題の言葉と選定され、ヒット商品リストにも載っていた「ヨン様」(鞖勇俊・ペ・ヨンジュン)は、国内でも相当な関心を集めた。ヨン様とともに今年韓流をリートしたダンスグループ「東方神起・トンバンシンギ」も上位になった。

一方、昨年流行っていた「オルチャン・韓国版もえたん」という新造語は、今年「ナイスボディー」ブームに飛び火した。ましては、顔のきれいな女子強盗を美化する「強チャン(強盗オルチャン)という言葉まで作られ、外見に対する歪曲された考え方を反映したりもした。

趙大鎏(チョ・テヨプ)高麗(コリョ)大学社会学部教授は「昨年一年間、国民は弾劾などで政治的なパニックに陥っており、経済的には並々ならぬ剥奪感に襲われた。文化面では健康を第一にするWell-Beingを求めた。このような政治、経済、文化的な現実がインターネットからうかがい知ることができる」と述べた。



兪載東 jarrett@donga.com