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美しい助け合い

Posted December. 13, 2004 23:31,   

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「隣人を愛することは本当に『伝染性』があるようです。」

「希望2005隣人愛キャンペーン」が始まってから13日目。隣人を助け合うための国民慈善募金と運用を総括する社会福祉共同募金会の職員たちはこの頃、口元から微笑が消えない。

匿名または恋人や友達の名前で大切な募金をする「名もない天使たち」の行列が相次いでいるからだ。

募金運動2日目の2日、ソウル西大門区錧芹(ミグン)洞の募金会本部に、ある中年の男性が奥さんの手を握って入ってきた。彼は、「まとまった金が入ったが、恵まれない少年少女たちのために使って欲しい」と、1500万ウォンを快く出して帰った。名前と住所を知らせて欲しいという職員たちに、男は「公共図書館の職員で歳は46歳」と言った後、照れくさそうにその場を去った。

続いて6日、募金会の事務室に同じく40代のある男生が尋ねて来た。彼は、「数日前ここに来た夫婦は私の友達なのだが、人知れずに良いことをしたということを偶然耳にした。彼に、『一緒に良いことをしてみよう』と勧められ、今日来た」と、1000万ウォンを出して帰った。彼も名前は最後まで教えてくれなかった。

続いて7日、やはり中年のある男が、「昨日尋ねて来た友達が領収証をうっかりしたと言うので、代わりにもらいに来た」と事務室に入った。友達の領収証を受け取った彼は、「友達が良いことをするのを見て、私も良いことをしてみることにした」と、2900万ウォンを出して帰って行った。

ソウルのある会社に通うという金氏(30)は、社内の同じチームに勤める恋人(29)の仮名で、20万ウォンを寄付しながら、「外部には公開せず、領収証と感謝の手紙をガールフレンド宛てに送って欲しい。彼女をびっくりさせるプレゼントにしたい」と頼んできた。

このような匿名の寄付リレーが、全国の至る所で静かに行なわれている。

救世軍光州(クァンジュ)ヨンムンのチェ・ソンファン担任士官は、「1999年から、毎年12月23日頃、50代半ばのある男性が光州東区忠壮路(トング・チュンジャンロ)光州郵便局の慈善鍋に、100万ウォンの小切手を入れて行く事実が知られるようになってから、02年からまた他の40代の男性が家族と一緒に2年続けて100万ウォンを寄託するなど、リレー善行が続いている」と言った。

社会福祉共同募金会本部の今回の募金の目標額(12月1日〜来年1月31日)は981億ウォン。幸いに13日現在、既に半分に近い453億ウォンが集まった。



鄭勝豪  taylor55@donga.com shjung@donga.com