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大統領府・内閣にくすぶる年末年始再編説

大統領府・内閣にくすぶる年末年始再編説

Posted December. 12, 2004 22:55,   

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大統領府の参謀陣と内閣の再編が年末年始に行われるという分析が現実味を帯びているなか、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の選択に関心が集まっている。

大統領府の関係者は、「盧大統領が長期間の海外歴訪を終えて帰国したばかりなので、まだ何も議論された内容はない」と明らかにしている。しかし、年末の臨時国会で新年度の予算案が通過すれば、再編論議は自ずと本格化するものと見られる。

現在、大統領府の内部では、経済指令塔の李憲宰(イ・ホンジェ)副首相兼財政経済部長官か大統領府参謀陣を率いている金雨植(キム・ウシク)大統領秘書室長など、大統領府と内閣の主要ポストには変動がないというのが大方の見方である。しかし、「全面的な国政刷新を通じて政権中盤期を新しく始めなければならない」という主張が、政府与党の一部で強く提起されているため、再編の幅はかえって拡大するかも知れないという見通しも出ている。

金秘書室長と鄭燦竜(チョン・チャンヨン)人事首席秘書官の去就が焦点となっている。金室長の場合、全面的な国政刷新論と関連して入れ替えの可能性が取りざたされている。

金室長もこのほど周りの関係者らに、「盧大統領の行動の幅を広げるため、私の問題を先に申し出た方が良いかも知れない」とし、慎重に去就問題を相談したものとされている。

しかし、大統領府内部の雰囲気は「留任」の方向だ。大統領府のある高官は、「盧大統領は金室長を交代させる考えを全く持っていない。これからも金室長体制で行く」と断言した。

現政権発足の時から2年近く人事業務を担当している鄭首席秘書官は、今年9月から絶えず入れ替え説に苦しめられてきた。しかし、ある政府高官は、「湖南出身の鄭秘書官が人事問題を受け持っているにも関わらず、湖南の不満が高まっている状況だ。鄭秘書官まで入れ替えれば、問題が深刻になる」と話した。



金正勳  jnghn@donga.com