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陸本、准将進級人事前に「有力候補リスト」作成

陸本、准将進級人事前に「有力候補リスト」作成

Posted December. 06, 2004 22:44,   

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10月に行われた陸軍准将の進級人事をめぐり、当時、陸軍が進級審査を始める前から、実際に昇給した50人と95%(48人)が一致する「進級有力候補リスト」を作成していたことが分かり、進級審査に不正があったのではないかとの疑惑が持ち上がっている。

国防部検察団(団長:金ソクヨン空軍大佐)は6日、同不正疑惑についての捜査の中間発表を行い、このことを明らかにした。

同検察団によると、陸軍本部人事参謀部のA大佐は、10月5日の准将進級審査が行われる約6ヵ月前の3月10日に、「任官区分別有力競争者の現況」と題した文書を作成し始めた。

当初、彼は進級候補者の1151人の中から150〜200人を同文書に記載していたが、7月14日には100人余りに、9月10日には70人余りに、さらに進級審査が始まる二日前の10月3日には、50人と候補者を絞り込んだ。実際の進級者は最終のリストと2人しか違わない。

金団長は「文書作成そのものは不法とは言い難い。しかし、この文書が進級者を決める過程で使われていたとすれば、それは問題になる」と話した。

しかし、陸軍関係者は「22対1となる選抜を選抜委員会が1週間で終えることは、事実上厳しい。そのような文書作成は、人事の実務担当者が行う通常の業務とみるべきだ」と反発している。

同検察団は現在A大佐をはじめ、陸軍首脳部の関連や外部からの圧力などについて調べているが、A大佐は供述を拒否している。

一方、同検察団は選抜委員会と人事検証委員会に提出された資料に、一部の進級候補者に有利になるよう手を加えた疑い(公務執行妨害、虚位公文書作成など)で、陸軍本部の人事担当将校3人を司法処理する方針だ。



崔虎元 bestiger@donga.com