再選を果たしたブッシュ米大統領は、選挙過程で現われた国家的分裂を治癒し、山積した課題を遂行するために、超党的な政治を展開しなければならいと、ニューヨーク・タイムス紙が指摘した。
同紙は4日付の社説で、「選挙で他の結果を期待した49%の投票者たちは失望しており、ブッシュ大統領を支持した有権者も、経済の不確実性や雇用の喪失、医療保険、社会保障、財政赤字、過多な国土安保予算などに憂慮している」とし、「このような問題を解決するためには、超党的な政治が必要だ」と強調した。
社説は、「有権者たちが候補に対する好感度や『同時多発テロ』に対する記憶などで、イラク戦争問題がブッシュ大統領の再選に足かせにはならなかったが、米国がイラクの泥沼から抜け出すために、ブッシュ大統領には野党に歩調を合わさなければならない真の義務がある」と指摘した。
外交政策に対しては、「ブッシュ大統領は、米国の伝統的な友好国に再び手を差し出さなければならない時であり、世界は米国の選択を尊重しなければならず、アラブ世界の安定は、米国の献身なくしては成就できないと指摘したブレア英首相の言葉を傾聴する」ことを注文した。
さらに同社説は、ブッシュ大統領が、再選に決定的な助けを与えた福音主義のキリスト教徒たちに負い目を感じ、次期大法院長の選任で保守派の意図に従う可能性があると警戒心をあらわし、国家統合を優先視することを求めた。
同紙はまた、「ブッシュ大統領は4年前、(米国の分裂を)統合する指導者になると約束したが失敗した。しかし(今回は)そのような指導者になれる」として、「ライバル候補が当選すれば、国が破滅すると信じた多くの(民主党支持)有権者たちが誤っていたことを立証する機会が、ブッシュ大統領に与えられた」と、統合政治を求めた。
洪權憙 konihong@donga.com






