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長期出国者増え、4年間32万人の人口減少効果

長期出国者増え、4年間32万人の人口減少効果

Posted October. 20, 2004 23:22,   

海外に長期滞在する韓国人が増えるなか、ここ4年間で海外への移動(国際移動)による人口減少の規模が32万人にのぼっることが明らかになった。統計庁が20日発表した「国際人口移動の統計」によると、2003年の1年間、海外で90日以上にわたって滞在した長期出国者(内国人ベース)は30万5447人。これに対して長期入国者は23万5557人で事実上6万9890人の「人口減少」の効果があった。

長期入国者とは、長期出国者のうち韓国入りし90日以上を韓国内に滞在した韓国人のこと。統計庁が国連の基準に基づいて、国際人口移動と見なされる長期移動者(海外で90日以上滞在した人)の統計を発表したのは初めて。この4年間(2000〜03年)の統計を合計した場合、国際移動を通じて、内国人の人口は計31万9430人が減ったことが、調査により分かった。

年度別の減少規模は、2000年8万3678人、01年9万5871人、02年6万9991人などだった。昨年、内国人の人口純流出規模(長期出国者−入国者)を年齢別に見みると、留学・研修などで海外に長期滞在するケースが多い29歳以下の若年層が、全体の72.3%(5万550人)にのぼり、最も多かった。

昨年、内国人の長期出国者が出国申告書に記入した出国の目的は、△観光・視察9万877人、△留学4万9933人、△訪問4万6535人——などの順だった。移民は8317人だった。



朴湧  parky@donga.com