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これからは英語だ…11月の新銀行スタート、統合作業本格化

これからは英語だ…11月の新銀行スタート、統合作業本格化

Posted October. 01, 2004 21:55,   

韓美(ハンミ)銀行の朴善悟(パク・ソンオ)広報部長は、週に2時間ずつ事務室で英国人と業務を共にしながら英語を学ぶ。

韓国シティバンクが公式スタートすれば、いつでも米国本社の広報責任者と1対1でテレビ、または電話で会議をしなければならないからだ。

同銀行では、富裕層顧客の資産管理を行うプライベートバンキング(PB)責任者たちもシンガポールのシティバンク・アジア太平洋本部から派遣された専門家から教育を受けている。

韓美銀行ローヤルプラザ・狎鴎亭(アプグジョン)支店の李ゴンホン支店長は1日、「顧客の投資傾向を徹底して把握し、科学的な方法で財務設計できるように教育を受けている」と話した。

11月1日に正式スタートする韓国シティバンクが、韓美銀行とシティバンク韓国支店の統合作業を本格的に進めている。

最も強調される点は人材とサービスの質的統合。

河永求(ハ・ヨング)韓国シティバンク頭取内定者は「新しい銀行としてのシナジー効果の最大化をはかるため、人材とシステムの統合に拍車をかけている」と語った。

韓美銀行とシティバンク・アジア太平洋本部責任者たちは、相手方の事務室を訪問し、それぞれの独特のシステムや商品などを比較、研究している。

河頭取内定者を補佐する経営陣もある程度固まった。

小売り金融部門と企業金融部門の代表には、現在シティバンク・ソウル支店で該当業務を担当しているリチャード・ジャクソン代表とマイケル・ジンク代表が各々内定された。

最高運営責任者(COO)と順法監視最高責任者には、韓美銀行の朴進会(パク・ジンへ)、李仁虎(イ・インホ)副頭取がそれぞれ就任する。

今月末までに支店統合が終了れば、新しい銀行は国内支店238店舗、行員約4100人、資産66兆ウォンを持った金融機関に生まれ変わる。

河頭取内定者は、「新しい銀行のスタートと共に長短期営業戦略を発表し、新しい商品も発表する方針だ」とし、「スタート以後も統合作業は続く」と話した。

しかし、韓美銀行労働組合は経営陣が主導する統合過程に問題があると主張した。

労組の関係者は「新しい銀行名の選定と経営陣構成など、職員の意見を聞くプロセスはなく一方的に行われた。今月から始まる賃金及び団体交渉の過程で、この問題を提起する」と話した。



金承眞 申錫昊 sarafina@donga.com kyle@donga.com