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エルス、優勝逃すも「皇太子らしさ」たっぷり

エルス、優勝逃すも「皇太子らしさ」たっぷり

Posted September. 12, 2004 22:15,   

優勝はできなかったが、やはりアーニー・エルス(南アフリカ)は「グリーンの皇太子」らしかった。

12日、忠鋻南道天安市(チュンチョンナムド・チョンアンシ)ウジョンヒルズCC(パー72、7047ヤード)で開かれた第47回コーロン韓国オープン(賞金総額5億ウォン)の最終4ラウンド。1打差の共同2位でティーオフした「ビッグイージー(Big Easy・エルスの愛称)」は、13番ホール(パー3、221ヤード)でティーショットを水に落としてダブルボギーをし、優勝圏から退いた。

しかし、終始、節度ある姿で、ショット対決を繰り広げるチャンピオン組の競争者に気配りするマナーは、やはり世界ランキング3位らしかった。エルスが今大会に無断で不参加した昨年度チャンピオン、「フィールドの悪童」ジョン・デーリー(米国)と対比される大選手として評価される理由が分かった。

エドワード・ロア(27・米国)に4打おくれたまま最終18番ホール(パー5)ティーイングラウンドに立ったエルスは、最後のファンサービスでもしようとするかのように、力強くドライバーティーショットを飛ばした。しかし、横から吹いてきた風に押されたボールは、17番ホールのラフに落ちてしまった。

245ヤード残した状態で、木と池を越えて2オンを試みたが、ちょっと短くてグリーン前のバンカー行き。エルスは特有のバンカーショットで、ロアよりも近いカップ1.5m地点に3オンさせたが、ロアの3mの「チャンピオン・パッティング」がスポットライトを受けられるように、先にホールアウトした。

エルスは最終ホールをバーディーで飾り、ギャラリーたちから拍手喝采を受け、ロアもエルスの思いやりに報いるように、バーディー・パッティングでフィナーレを飾った。

ロアは2000年全米大学選手権(NCAA)で優勝した後プロにデビューし、アジアン・ツアー1勝(03タイ・オープン)が唯一のプロ大会優勝の左利きゴルファー。彼の優勝スコアは、今大会出場選手のうち唯一のアンダーで2アンダー、286打、エルスの単独3位成績は2オーバー、290打。

これで、ナショナル・タイトルである韓国オープン・タイトルは、02年、セルジオ・ガルシア(スペイン)から3年連続、外国選手が獲得することになった。

3ラウンドで単独トップに出たテリー・ピルカダリス(豪州)は、14番ホール(パー4)でトリプルボーギを記録した後、急激に崩れて共同4位(4オーバー、292打)にとどまった。

韓国選手の中では姜旭淳(カン・ウクスン、三星電子)が単独6位(5オーバー、293打)で最も良い成績をおさめ、ナ・サンウック(コーロン・エルロード)は共同26位(15オーバー、303打)にとどまった。



安永植  ysahn@donga.com