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五輪後起死回生したハンドボール、「幸せな一日」

五輪後起死回生したハンドボール、「幸せな一日」

Posted September. 09, 2004 22:25,   

競技場の床のあちこちに貼られてある青テープ。選手が手に塗るワックスのためにできた汚れを拭かなかったため、床全体が汚れた競技場。収容観客1000人余りの狭い規模。9日、04コリアンリーグ全国実業ハンドボール大会が行われた大邱(テグ)市民体育館ハンドボール競技場は、これまでの国内ハンドボールに対する無関心を、そのまま象徴している。

そうしたハンドボール競技場が同日、ひさしぶりに活気に満ちた。新生チームである仁川(インチョン)のヒョミョン総合建設と代表選手が勢揃いの「豪華軍団」大邱市役所との女子部試合。座席は早くも満席になった。大邱ソンミョン女子中学校3年生の生徒約280人と中央(チュンアン)経営情報高校の1、2年生約600人が団体観覧に来ていた。ヒョミョン総合建設の応援団50人余りや選手の家族、一般市民100人余りも一緒だ。席がなくて立って見る人もいた。試合が行われる間、終始生徒たちの声高な歓声とエールが絶えなかった。

代表チームの監督だったヒョミョン総合建設のイム・ヨンチョル監督は上気した表情だった。イム監督は、「1995年以後、国内試合にこれほど多くの観客が来たのは初めてだ」と話した。当時は女子実業チームが8つあったが、1997年の通貨危機の影響でチームの解体が相次ぎ、下り坂を辿ってきた。現在、実業チーム数は女子部5チーム。男子部3チーム。

試合が終った後、大邱市役所のメイン攻撃手ホ・スンヨン選手は、サインを求めるファンに囲まれていた。生徒たちはカメラフォンでスターの姿を撮るに忙しかった。ホ・スンヨン選手は、「国内でこれほどたくさんの観客の前でプレーしたのは本当に久しぶりのことだ。声援に大変感謝する」と重ねて話した。ソミョン女子中学校の李ジョンオン(16)さんは、「ハンドボールの試合を直接見たのは初めてだが、本当に面白かった」と話した。

しかし、最初の試合が終って、団体観覧に来ていた生徒たちが競技場を離れると、競技場の熱気は冷めてしまった。第二戦の三陟(サムチョク)市役所と釜山(プサン)体育会の試合の観客は200人余り。

実業ハンドボール連盟の理事を務める大邱市役所の李ジェヨン監督は、「大会を控えて試合を見たいので、試合の時間を夜の時間帯に変えられないかというサラリーマンからの問い合わせが多かった。しかし、放送中継の日程のため、時間を変えるのは難しい」と話した。夜の時間帯に試合をすれば、もっと多くのファンが体育館を訪れたはずというのが関係者の話だ。

04アテネ五輪が消えかかっていたハンドボールの火種を再び起こした。しかし、この火種をどうやって燃え上がる炎にするかについてはこれから真摯に悩まなければならないようだ。



金晟圭 kimsk@donga.com