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「黒真珠」シン、ゴルフ皇帝に登極

Posted September. 07, 2004 21:55,   

「黒真珠」ビジェイ・シン(フィジー)が男子プロゴルファー「ナンバーワン」に登極した。

7日、米マサチューセッツ州ノートンのTPCボストン(パー71)で行われたPGA(米男子プロゴルフツアー)のドイツ銀行選手権(賞金総額500万ドル)の最終4ラウンド。シンは2アンダーの69を記録し、最終合計16アンダーの268で今季6勝目を挙げた。

これで、世界ランキング評点12.72点をマークしたシンは、同大会で共同2位(13アンダーの271)に止まった「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(評点12.27点)が264週連続守って来た世界ランキング1位の座を奪った。

男子プロゴルファー世界ランキングは最近2年間出場した大会の規模と重要さを勘案して、成績によって点数を差等付与して毎週算出する。ウッズは通算334週1位を占め、1999年PGAチャンピオンシップ優勝で1位に上がって以来、世界1位を守り続けて来た。

シンは1998年6月、短い間1位に上がったアーニー・エルス(南ア共和国)以後、6年ぶりに米国人でない選手として世界1位に上がる栄誉も抱いた。

シンは公式インタビューで、「私も目標は昨年も世界1位で、今年も世界1位だ。私は一生懸命頑張ったので、来年も期待できる」と言いながら喜びを隠せなかった。彼はまた、ライバル関係のウッズの起伏が激しいドライバーショットを当てこするように、「私のドライバーショットが優勝の鍵だ。私は遠く打つが、真っ直ぐ打つ」と言った。

シンとウッズの関係が疎遠になったのは2000年11月、プレジデント杯大会から。シンは、専担キャデーが、ウッズを馬鹿にするような「タイガーが誰か」という文句が入った帽子をかぶるように放置し、ウッズの機嫌を損ねた。以後、仲たがいした2人の選手は、同じ組に編成されても、「マークを移して」など極めて形式的な対話を交わすだけの冷ややかな関係を維持して来た。

昨年末、「今年の選手」タイトルをめぐり、熾烈な競争を繰り広げた時、ウッズは、「無条件多くの大会に出場して賞金王になるのは簡単だ」と言って、シンの賞金王登極の意味をけなし、シンは、「プロゴルフでは最多勝王より賞金王がもっと価値がある」と言い返し、舌戦をしたこともある。

世界1位の座を奪われたウッズは、「シンとは今まで、多くの大会で競争して来た。今後もそんな機会が多いだろう」と言い、つとめて平気であるように振舞った。

昨年、ウッズの賞金王6連続制覇を阻止したシンは、今季も賞金ランキング先頭(788万9566ドル)を記録し、賞金王2連続制覇に向けて快速疾走した。ウッズの賞金ランキングは3位(456万2472ドル)。

同日、最終ラウンドで、「チャンピオン組」で正面対決を繰り広げたシンとウッズは、13番ホールで同打を成したが、14番ホール(パー4)でウッズがボギーをし、勝負の結果はシンの方へ傾いた。

15番ホール(パー4)でバーディーでウッズを2打差で抜いたシンは、17番ホール(パー4)で7mのバーディーパッティングを成功させて勝負に決着を付けた。



安永植  ysahn@donga.com