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新義州特区の初代行政長官、楊斌氏が仮釈放

新義州特区の初代行政長官、楊斌氏が仮釈放

Posted July. 22, 2004 22:18,   

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22日伝えられたところによると、北朝鮮新義州(シンウィジュ)特区の初代行政長官に任命されたが、中国当局によって身柄を拘束されていた欧亜グループ会長の楊斌(41)氏が最近釈放され、自身の建設していた遼寧省瀋陽市内の荷蘭村で自宅軟禁された。

瀋陽の消息筋によると、中国当局は荷蘭村事業の清算や未納状態の土地税6000万元(約9億円)を追徴するため、楊氏が現場で作業を指揮できるようにこうした措置を取ったという。しかし、北京の外交筋は「楊氏の釈放と関連した情報が広がっているが、依然として確認されずにいる」と話した。

西側消息筋は「懲役18年の刑を言い渡された楊被告が1年ぶりに仮釈放されたとすれば、今年4月に中国を訪問した北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が胡錦涛中国国家主席との首脳会談で、釈放を促すなど、北朝鮮が着実に釈放への努力を傾けたためだろう」との見方を示した。

オランダ華僑出身の楊氏が荷蘭村事業を清算し、土地税問題を解決した場合、同被告はオランダに追放されるのか、それとも新義州特区開発作業に再び投入されるのかは未知数だ。北朝鮮は2002年9月に新義州特区開発計画を発表した直後の10月、中国当局が同被告を電撃逮捕したため特区開発を保留したが、行政長官任命の取消を公表したことはない。



金影植 spear@donga.com