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疑問死委「非転向長期囚、民主化に寄与した」

疑問死委「非転向長期囚、民主化に寄与した」

Posted July. 16, 2004 22:45,   

大統領直属の疑問死真相究明委員会(韓相範委員長)が16日、「北朝鮮から送られたスパイ出身の非転向長期囚の民主化寄与認定には何の問題もない」という見解を公式発表した。

疑問死委の同日の立場表明は、スパイ・南韓社会主義労働者連盟(社労盟)出身であることが明らかになった一部の調査官が、軍隊での疑問死を調査する過程で、前国防部長官など大隊長級以上の指揮官出身らも調査していた事実がさらに確認された直後の発表だった。

▲疑問死委の立場再確認〓疑問死委は同日、「強制転向に抵抗する過程で殺害された長期囚事件への決定をめぐって起きた事態について」と題した声明で、「北朝鮮から送られたスパイ出身の非転向長期囚は、維新政権時代、刑務所内で違法な強制転向に抵抗することで民主化に寄与した」という立場を再確認した。同日の声明は、同事案に関連して疑問死委の初の公式声明。

疑問死委は「前歴とは無関係に、彼らはみんな違法な転向の強要によって命をなくし、社会的な波紋を起こした。転向制度の廃止は国連人権委や国際アムネスティも勧告したもので、疑問死の認定が左翼の肩を持ってのことではない」とした。

疑問死委はまた、「委員会の決定は準司法的な性格のものであり、各委員が独立審判官として決定しており、誰もそれを監督したり、指示、規制できることではない」と説明した。

一方、スパイ罪での服役の前歴がある疑問死委調査官K氏は「崔オンスン二等兵死亡事件」と関連し、李俊(イ・ジュン)元国防部長官をはじめ大隊長級(中佐)以上の指揮官11人に出席を要求し、このうち9人を調査している。さらに、3〜5月には、同事件と関連し、宋泳勤(ソン・ヨングン)現機務司令官にも5回にわたって出席要求書を送ったことがわかった。

社労盟出身と知られているH氏も、最近論議になっている「ホ・ウォングン一等兵死亡事件」と関連し、鄭壽星(チョン・スソン)第1軍司令官を一回直接調査していることが確認された。

▲保守・革新団体の反応〓疑問死委の同声明の発表に対し、各保守団体は一斉に疑問死委を非難する声明を出した。

北朝鮮核阻止市民連帯、民主参与ネティズン連帯などは同日の午前11時、ソウル鍾路区壽松洞(チョンノグ・スソンドン)にある疑問死委前で記者会見し、「疑問死委の妄言に対して大統領が直接国民に謝罪せよ」と主張した。

「正しい社会のための市民会議」のチョ・ジュングン事務処長も「公正かつ客観的な活動をすべき国家機関に反体制活動の前歴のある人物が参加しているのは適切でない」と語った。

一方、「民主社会のための弁護士会」、「カトリック人権委員会」など革新団体は共同声明を発表し、「過去の前歴を云々して古いイデオロギー論争を助長し、疑問死委を魔女狩りすることを直ちに中止せよ」と反駁した。



丁陽煥 ray@donga.com