国防部は7日、国会の国防委員会に提出した「国防業務報告」資料で、北朝鮮が昨年3月のイラク戦争以降、約80の坑道陣地を新たに作り、軍事基地の偽装も強化していることを明らかにした。坑道陣地の増設は、イラク戦争で米軍がステルス戦闘爆撃機など、1日に約800発の精密爆撃を行った点を考慮して、事前に備える次元で進めているものと分析される。
軍の消息筋は、「最近のステルス戦闘爆撃機大隊(約10機)の韓国配置などで、北朝鮮の陣地構築の動きがいっそう強化される可能性がある」としながらも、「しかし米軍は、韓半島有事の際、北朝鮮の核施設や野砲・ミサイル基地を1日で完全に無力化することができる」と話した。
国防部はまた、北朝鮮が最近深刻な経済難にもかかわらず、通常兵器や戦略兵器への投資に力を入れていることを明らかにした。
北朝鮮は、韓国首都圏を狙った休戦ライン一帯の240mm放射砲約400門の正確性と射程を改良しており、前方部隊に配置された戦車「天馬(チョンマ)号」(ロシアT62戦車がモデル)約40台の性能改良事業も進めている。
また、ミサイル・エンジンのテストなどを通じて、新型中距離弾道ミサイルの生産配置を推進しており、96年に江原道江凌市(カンウォンド、カンルンシ)の沖合に侵入したサンオ級潜水艦(当時25人搭乗)も続けて製造している。
国防部は、「北朝鮮が来年を『在韓米軍撤収元年の年』と定めているだけに、今後、韓米両国の葛藤を画策し、韓国内の親北朝鮮勢力の強化を通じて、国民の安保意識を弱めようとするだろう」と見通した。
一方、鉠永吉(チョ・ヨンギル)国防部長官は、「南北将官級会談で合意した西海(ソヘ、黄海)上の偶発的武力衝突防止策などの成果を基に実務会談を定例化し、00年9月以来中断されている第2回南北国防長官会談を推進するために努力する」と国防委に報告した。
崔虎元 bestiger@donga.com






