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閉幕の全米女子オープン、興行大ヒット メグ・マローンが13年ぶり優勝

閉幕の全米女子オープン、興行大ヒット メグ・マローンが13年ぶり優勝

Posted July. 05, 2004 22:40,   

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「歴代最多有料入場客の11万8458人」

米国女子ツアー今季メジャー第3戦の「第59回全米女子オープン」(賞金総額310万ドル)はスタープレーヤーの重要性を改めて見せ付けた。

史上初めて「アマチュア地域予選免除の恩恵」という切り札まで使って、ミショル・ウィ(14、韓国名ウィ・ソンミ)という興行カードを使った全米ゴルフ協会(USGA)の予想は的中した。

今大会のギャラリー数は朴セリ(CJ)が「素足の闘魂」を発揮して優勝し、歴代最高の名勝負と評価された1998年大会時の11万6000人を更新した。当時の大会が5日間(18ホール延長戦含む)行われたことを勘案すれば、今大会は興行の面でも大きな成功を収めたわけだ。

5日、米マサチューセッツ州サウスハドレーにあるオーチャーズゴルフクラブ(パー71、6473ヤード)で行なわれた最終第4ラウンド。6アンダー65をたたき出したメグ・マローン(41、米国)が最終合計10アンダー274をマークし、同日2位以下に3打差をつけてスタートしながら4オーバー75とスコアを崩したジェニファー・ロザレス(フィリピン、3アンダー、281で単独4位)に逆転優勝した。

1991年以来の同大会2勝目を飾ったマローンはマサチューセッツ州出身。故郷のファンの応援に力を得たマローンは、「ホールカップが籠のように大きく見えた。一生忘れられないラウンドだった」と話し、喜びを隠せなかった。

マローンが同大会で立てた新記録は3つ。全米女子オープン最終日最少打新記録(65打)、全米女子オープン最長空白期間(13年)再優勝、米国女子ツアー単一大会最高額賞金獲得(56万ドル)の記録だ。通算16勝目を挙げたマローンは最近の6勝をいずれも逆転勝ちで飾る珍記録もマークした。

一方、ライバルのポーラ・クリーマー(17、米国)と並んで13位タイ(1オーバー、285)をマークし、アマチュア1位タイを占めたミショル・ウィは、来年の大会自動出場権(前年度大会共同20位以内)を獲得し、「予選免除恩恵の是非」を吹っ飛ばした。

ミショル・ウィは試合後、「私の目標はアマチュア1位ではなく優勝だった。優勝できなかったのは残念だが、私がこの大会に出場する資格があるということを証明できて嬉しい」と頼もしい姿を見せた。

一方、24人も出場した韓国勢では「ウルトラ・ピーナッツ」の張晶(チャン・ジョン、24)が最終ラウンドで5アンダー66をマークし、最良成績の7位タイ(1アンダー、283)を占めた。



安永植 ysahn@donga.com