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パワフルなセクシーダンス、BoAが第4集アルバム発売

パワフルなセクシーダンス、BoAが第4集アルバム発売

Posted June. 10, 2004 22:54,   

CDジャケットのイメージがすべてではない。

歌手BoA(ボア)は、11日に発売する第4集「マイネーム」(My Name)のジャケット写真で、今までの明るさとは違い、雲の中を歩かんばかりの幻想的なイメージを強調した。これに対しては「セクシーだ」「神秘的だ」など、さまざまな評価が出されている。所属会社のSMエンターテインメントは「少女でもなく、淑女でもないあいまいさが基本的なコンセプトだ」と説明した。

ボアは、今年18歳。まだ色っぽいセクシーコードを強調してはいない。とりわけ、03年5月発表した第3集「アトランティス少女」(Atlantis Princess)でアピールしたかわいいイメージと一線を画したのが、今回のアルバムの成功の鍵を握っている。ボアは、悩んだ末、少女と淑女の半ばくらいのあいまいさを売り物にしている。彼女は「変わりつつあるが、まだ変身は終わっていない半ばの段階だ」と述べた。

ボアは第4集の活動初舞台である12日MBC「生放送音楽キャンプ」(午後4:00)で、ジャケットのイメージと違って、パワフルなセクシーダンスを披露する予定だ。

新しいCDには、パワフルなダンス音楽とパンキーの加味されたバラードが目に付く。タイトル曲「マイネーム」は、速いアクスティック・ギターリズムのしゃれた都会風のダンス曲。以前のヒットダンス曲よりダイナミックだ。「スパーク(Spark)」と「ドントギブダム(Don’t Give Damm)」も強いビートのダンス曲だ。

収録曲のうち、「どきどき」と「エチュード(Etude)」は、明るくて軽快なダンス曲であり、「マイプレーヤー(My Prayer)」や「挨拶」は、リズムアンドブルースの甘いバラード。映画「太極旗を翻し(ブラザーフッド)」の日本の上映エンディングテーマ曲である「ウィ(We)」もボーナストラックとして収録された。

歌詞は、10代の愛や夢を歌っていた以前のアルバムに比べ、より感覚的だ。「ぼんやりした光の中に、胸いっぱいあふれ出る新しいささやき。ちょうど今からすべてがはじまるのなら、読んでくれるかマイネーム」(マイネーム)や「あなたを私のものにする日になるまであなたを誘惑したい」(スパーク)など、ボアはもはや10代の愛のみに止まるわけにはいかないと主張するようだ。

ボアは7日、インターネットの音楽サイト「アイライクポップ(www.ilikepop.com)」で第4集の収録曲をあらかじめ公開しており、「アイライクポップ」は、ファンのアクセスが殺到し、サービスに障害が発生したりした。



金善宇 sublime@donga.com