盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が14日に復権した場合、金爀珪(キム・ヒョクキュ)大統領経済特補の首相起用問題をめぐり、与野党が総選挙後初めて対立する可能性が強まっている。
盧大統領が私的な席で、金特補を首相に起用する意思を婉曲に示してきたのに対し、ハンナラ党が6月5日実施の再選挙・補欠選挙を控え、これを阻止する方針を固めたためだ。
6月7日に開会する第17代国会で、聴聞会を経て首相承認同意案が処理されなければならないスケジュールを考えれば、首相指名は遅くとも6月初めまでに行われなければならない。
いまのところ、金特補の首相起用に対する盧大統領の意志に変化はない模様だ。金特補の首相起用説が初めて出た時、代案を提示したりハンナラ党の反発を意識していた議員たちも、今では口をつぐんでいる。
ヨルリン・ウリ党のある関係者は、「ハンナラ党は『共生の政治』と口にしながら、なぜ『金爀珪はだめだ』と言うのか」と言って、ハンナラ党の『金爀珪絶対反対』が、再・補欠選挙で慶尚道(キョンサンド)圏を守ろうとする政略レベルのものだと非難した。しかし、心配がないわけではない。議席の過半数を占め、最初から「金爀珪カード」を強引に押し通した場合、共生の政治は難しくなるからだ。
ハンナラ党は「金爀珪不可論」を固守している。「金爀珪首相カード」は絶対受け入れられないという強硬な空気が党内部の至るところで読み取れる。
ハンナラ党が、慶尚道出身である金特補に反対する背景には、「足元の火」である6・5再補欠選挙で、与党の「慶尚道オールイン」攻勢が遮断できるという計算がある。慶尚道圏「守城」に失敗した場合、ハンナラ党の支持層離反の可能性も憂慮される。
朴槿恵(パク・グンヘ)代表は13日、地方記者団との昼食懇話会で、「盧大統領とどの程度協議したか知らないが、選挙に勝つために高い地位を与えるのは間違っている」とし、「ハンナラ党がこのように主張しているにも関わらず、強引に推し進めるのは野党を無視する意地張りだ」と批判した。
これと関連してハンナラ党は、金特補が前日(12日)、「釜山(プサン)市長と慶尚南道知事の補欠選挙に勝利すれば、盧大統領から莫大なプレゼントあるだろう」とした発言を集中的に糾弾した。
朴代表は同日、常任運営委員会議で「金特補の発言にはあきれた」として、「大統領が選挙法違反で弾劾されたにもかかわらず、首相起用説が取り沙汰されている人がこのようなことを言う。こんな人が首相になっては、選挙法が形骸化する」と批判した。
尹永燦 鄭然旭 yyc11@donga.com jyw11@donga.com






