「1年間銀行の手数料に支払われたのが。1年間の預金利子と同じくらいだなんて」
先月末月給が払い込まれる通帳を前に電卓を叩いてみたA広告会社の金(キム)ソンホ課長(38)はあることに気付き驚いた。ここ1年間手数料で使ったのが14万7000ウォンで、余裕資金を預けておいた500万ウォンの定期預金(年利3.9%)の税払いした利子15万6000ウォンとほぼ大差なかったからだ。
田舎にいる両親と大学に通っている弟、高校同期のサークルの会費を送金するのにかかった手数料が年7万ウォン以上だった。それぞれ銀行が違っている上に、銀行の窓口を利用したのが問題だった。また、銀行の営業時間後に他の銀行の現金自動預払機(ATM)から現金もよく引き出した。
銀行は最近、預貸マージン(預金金利と貸出金利の差)の代わりに各種の手数料で収益を出す方へと営業戦略を変え、消費者の手数料の負担が日増しに増えつつある。
▲手数料引き上げる都市銀行が増加〓先月新韓(シンハン)、朝興(チョフン)銀行が各種の手数料を一斉に引き上げたのに続き、ハナ銀行は来月1日から手数料を引き上げることにした。
ハナ銀行は、営業時間に他銀行のATMを利用して現金を引き出した場合、手数料を800ウォンから1000ウォンに、営業時間外には1000ウォンから1200ウォン引き上げる。また、営業時間以降に当店もしくは他銀行のATMを利用して振込をする際には手数料も500ウォンから600ウォンに値上げされる。
第一(チェイル)銀行も6月からほぼ同水準に手数料の引き上げを行い、ウリ銀行もやはり早晩手数料を引き上げる方針でいる。とりわけ、国民(ククミン)銀行はこれまで手数料を受け取らなかったGIRO(銀行口座自動振替)、公共料金収納を有料化する方案を推進している。
▲「手数料テクニック」が必要だ〓「高手数料時代」に対応するために、一つの銀行を主要取引銀行に決め、インターネット・バンキングを生活化する努力が必要だと専門家は指摘する。
同じ内容の取引をした際に、窓口を通した振込み手数料は1000〜4000ウォンだが、ATMは1000〜2100ウォン、インターネット・バンキングは無料もしくは500〜600ウォン程度。また、都市銀行はインターネット・バンキングを通じて預金に加入すれば0.3%〜0.5%の金利の上乗せをし、貸出利子は0.3%の引き下げを行っている。
また、取引は一つの銀行に集中しなければならず、身近な家族は同一銀行に口座を開いた方が手数料を節約するのに有利だ。ウリ銀行の金インウム・財テクチーム長は、「銀行は取引実績が高い『馴染みの顧客』に手数料を20〜30%減のサービスを行っているため、優秀顧客がインターネット・バンキングを利用すれば手数料をさらに節減することができ、最高70%まで節約することができる」と説明した。
必要のない取引回数を減らし、クレジットカードを適切に活用するのが手数料節約の近道である。ハナ銀行・財テクチーム長のファン・チャンギュ氏は、「営業時間外に現金引出や他銀行のATMを利用すれば手数料が大きくかかるので、必要な現金は余裕のある時間にあらかじめ主取引の銀行から引き出し、夜間には現金よりクレジットカードを使うのが有利だ」と話した。
金昌源 朴重鍱 changkim@donga.com sanjuck@donga.com






