▲講義進行〓コ社長は同日、「当分、ピークタイムのインターネット講義接続は、実際の需要者である高校生と浪人生だけに制限する。だが、サイト運用に問題がないと判断されれば、すぐに全ての人の接続を許容するつもりだ」と述べた。
教育放送(EBS)は26日、インターネットサイトを臨時で開き、27日から会員の加入を受けることにした。既存のEBS会員たちも講義に接続するためには、改めて会員加入手続きを踏まなければならない。
講義初日の4月1日午前2時40分から、言語、数理、外国語(英語)の3領域の初・高級水準4講座が衛星放送とケーブルテレビ(EBSプラス1)で放映される。同講義はすぐにインターネットサイト(www.ebsi.co.kr)に掲載される。
続いて4月15日まで、順次に初・高級水準の40講座が、4月末までは追加で12講座がテレビ放映後、インターネットサイトに掲載される。衛星放送とケーブルテレビ向けの中級講義は、今年2月から行われている形式で、そのまま続けられる。
社会探求領域のうち、法と社会、経済地理、世界地理の3科目の講義は4月15日から始まる。
教材は27日、全国書店で販売される。需要の多くない職業探求と第2外国語領域の教材はインターネットサイトでPDFファイルで提供される。中級講義用教材は2月から始まっている修学能力(修能)放送教材がそのまま使われる。
▲放送よりインターネットが人気〓EBSが13〜14日、全国高校生523人と学父兄542人を相手に調査した結果、高校3年生の50.9%が午後11〜12時にインターネット講義を聞くと回答した。高校1、2年生が午後10〜11時にインターネット講義を聞くとした割合はそれぞれ41.7%と41.8%で、他の時間帯に比べて最も高かった。
また、初級と高級講義をインターネットとテレビで同時提供しても、インターネットで受講するという回答が58.9%で、テレビ(34.8%)を遥かに上回った。両方とも利用するという回答は6.3%だった。
インターネット講義の視聴場所は家庭が89.7%で、学校(8.6%)より圧倒的に多かった。このためEBSは各家庭で修能講義がダウンロードできるよう、全体サーバー用量の20%をダウンロード用に割り当てた。
修能講義のうち最も関心のある領域は数理(30%)、言語(25.2%)、外国語(18.7%)、社会探求(16.1%)、科学探求(5.9%)、その他(4.1%)の順だった。
▲著作権紛争の可能性も〓予備校がEBS修能講義を授業に活用した場合、著作権をめぐる紛争が発生し兼ねない。
EBSは予備校などがEBS修能教材を講義に利用するのは問題ないが、教材を再加工または編集して利用するのは不法だとみている。また、予備校でEBS修能講義の動画を受講生に放映するのも著作権を侵害するとしている。
EBS関係者は、「EBSの講義を不法利用した予備校は、それを把握して告発する方針だ」と述べた。
洪性哲 sungchul@donga.com






