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宮川氏と張在根、記録更新の競争

Posted March. 18, 2004 23:03,   

男子100mの韓国記録の更新をめぐって、海外派と国内派指導者の間で激しい競争が展開される見通しだ。大韓陸上連盟が日本の宮川時秋教授を代表2陣の常備軍のコーチにスカウトし、代表1陣の張在根(チャン・ジェグン)コーチとの競争が避けられなくなった。

宮川教授は選手のフォームを完全に直し、韓国陸上の短距離に新しい風を吹き込んでおり、張コーチは自分のノウハウで韓国記録を塗り替えると自信を示している。

宮川教授は「韓国選手は皆同じフォームで走る。選手個々人の体型に合わせて訓練をすれば、記録の短縮が可能だ」と主張した。反面、ニュージーランドで現地適応訓練中の張コーチは、「私が現役で走っていたとき、短距離で日本は私に匹敵できなかった。私が走った方法で指導してもよい記録を出せる」と反論した。宮川教授の指導を最初から見守ってきた京畿体育高校の金ドンジュン監督は「訓練方法、訓練の量などで国内の指導法とは180度違う。張コーチと宮川教授が力を合わせれば、よい記録を上げられると思う」と話した。

宮川教授と張コーチとの最初の対決は、4月8日と9日に富川総合運動場で開催される第8回全国実業陸上選手権大会で行なわれる。



梁鍾久 yjongk@donga.com