最高検察庁中央捜査部(安大煕部長)は1日、西海(ソヘ)総合建設から不法資金1億5000万ウォンを受け取った疑いが持たれているヨルリン・ウリ党の金元基(キム・ウォンギ)議員を召喚して取り調べを行った。
検察は金議員が西海総合建設から受け取った小切手の一部が親戚名義の口座に流れ込んだ情況をつかんで、金議員を相手に振り込みの経緯についても確認する方針だ。検察はまた、金議員が02年の大統領選挙当時、民主党から数億ウォンを受け取って、全羅道(チョルラド)地域の30余りの地区党などに配ったかどうかについても捜査する方針だ。
検察は金議員を相手に盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補選挙キャンプで不法資金募金役を担当していた当時、盧候補の指示を受けたかどうかや選挙資金の一部を個人的に流用したかどうかについても調べている。
検察高官は同日、「盧大統領本人が選挙資金募金などで法律的な責任があると言える部分はまだ明らかになっていない」とし、この事件の捜査で盧大統領を直接取り調べない方針であることを示唆した。同高官はまた、「李会昌(イ・フェチャン)前ハンナラ党総裁を取り調べるかどうかについてもまだ言及できる段階でない」とつけ加えた。
一方、検察は2日臨時国会が閉会されることを受け、不法政治資金に係わったとされる徐清源(ソ・チョンウォン)ハンナラ党議員、韓和甲(ハン・ファガプ)民主党議員、李仁済(イ・インジェ)自民連議員に対する処理方針をすぐ決める予定だ。
丁偉用 viyonz@donga.com






