Go to contents

FTAにため息、農資材価格に泣き面

Posted February. 25, 2004 01:36,   

今年に入って肥料、農薬、ハウス用のフィルムなど、各種の農業資材価格が大幅上昇し、営農期を控えた農民たちに大きな負担となっている。

農業資材価格の引き上げは人件費と農機具の使用料など全般的な農業生産費の上昇につながって、韓国とチリの自由貿易協定(FTA)締結などで、ただでさえ厳しい立場にある農民らを一段と圧迫している。

▲農業資材価格の引き上げラッシュ〓農民が現在農協で購入する各種の農業資材価格は昨年に比べて平均10%以上上昇した。

農協中央会によると25日、要素肥料は昨年1袋(20kg)6200ウォンだったのが、先月6日から7050ウォンへと13.7%上昇した。農薬の場合、農協の系統購買447品目のうち、葉巻虫の防虫剤(瓶当たり500mL)が1800ウォンから2000ウォンへと、およそ10%上がるなど、36品目が値上がりした。

いちごやトマト栽培用ハウスのフィルムの場合、昨年それぞれkg当たり2434ウォン、2438ウォンだった長寿フィルムと保温フィルムが、今年は2763ウォン、2767ウォンと値上り、13.5%の上昇率となった。

また、ハウスを設置するときに使う農業用パイプのうち、亜鉛メッキ鋼管(直径25.4mm×厚さ1.5mm基準)は昨年m当たり669ウォンから今年749ウォンへと、11.9%値上がりした。

▲農業はつらい〓トマト栽培農家のシン・ジェギュンさん(49慶尚南道泗川市ヨンヒョン面)は「昨年9月から農業資材価格上昇の兆しが見え始めたが、先月からハウス用フィルムとパイプ、肥料などが相次いで値上がりして、施設作物を栽培する農民の営農費負担が大きくなった」とため息をついた。

全羅南道羅州市鳳凰面(チョルラナムド・ナジュシ・ボンファンミョン)で産卵鶏10万羽を飼育している金ボクナムさん(52)は「鳥インフルエンザ騒ぎの後、飼料の値段が大幅に上昇したうえ、供給さえ足りなく、農家で飼料会社に担保を提供しなければ飼料を買うことができない」と話した。

忠清北道永同郡(チュンチョンプクド・ヨンドングン)で1000坪余りのぶどう園を営んでいるオ・インギルさん(61)は「FTAが締結された状況で、生産費の負担まで突きつけられ、残りは借金しかない」と心配した。

農協中央会資材チームの関係者は「農業用フィルムの原料であるエチレン価格が40%上がるなど、各種の原資材と海上運賃などが30〜50%まで急騰しているため、農業資材価格を現実化する過程での引き上げは不可避だった」と話した。

▲農業資材購買方式の変化〓農民は、営農費の負担を減らすためには、農業資材購買方式を農協中央会が業社と一括的に契約する系統購買から、地元農協が直接購買に参加する方式に変えなければならないと口をそろえている。

全国農民会総連盟の全南光州(チョンナム・クァンジュ)連盟のキ・ウォンジュ協同改革委員長は「農協中央会が系統購買を通じて得た利益を、農業資材販売価格の引き下げに使用しなければならないのに現実はそうではない」とし「各地元の農協が共同購買に乗り出せば、価格決定権を握ることになり、農業資材価格の安定を図ることができる」と話した。