金壽煥(キム・スファン)枢機卿は29日、「新・官権選挙」論議に関して、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とヨルリン・ウリ党が行政力を動員するという疑いのある中で選挙を行った場合、ウリ党が第1党や過半数政党になっても、国民の信頼は失墜するだろう」と話した。
金枢機卿は同日午前、ソウル恵化洞(ヘファドン)にある聖堂の司祭館で、ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長ら党指導部に会った席でこのように指摘し、「(官権選挙論議がある限り)総選後にも葛藤は残り、新たな政治改革を達成することは難しい」とつけ加えた。
金枢機卿はまた、「国の未来のためにも、次の選挙は必ず公明正大な選挙にしなければならない」とし「与党であるウリ党が多く得票できなくても公正な選挙をしてこそ、国民がその結果を信頼する」と強調した。
金枢機卿は、「今時、官権選挙が通じるか」というウリ党の李富栄(イ・ブヨン)常任中央委員の反論に対して、「大統領という権能の地位にあるため、いろいろ名前を付けてできるのではないか」と述べ「行政首都移転の推進」をその例に挙げた。
金枢機卿は、「首都を移すことが本当に合理的なことか、さもなければ票を得るために出たことか、問いたい」とし、「なぜ首都を移さなければならないのか、客観的な理由を誰も国民に納得いく説明をしていない」と指摘した。
金枢機卿は、「ハンナラ党も『それに賛成しなければ票を失う』と考えているようだ」とし「首都移転は、百年の大計、千年の大計として論議されなければならない」とつけ加えた。
一方、金枢機卿は、親盧性向の市民団体である「国民参加0415」に対しても、「掲げる看板は『公明選挙国民参加』だが、反対派では『実際にその集まりの主軸はノサモだ』という。実際にそうではないか」と述べ憂慮した。
夫亨權 bookum90@donga.com






