
●志賀高原スキー場の特別な三つの魅力
21のスキー場がリフト(ゴンドラ含み)とシャトルバスで繋がっている志賀高原スキー場は、日本にある700余りのスキー場のうち、規模面で最大。前シーズンには120万人が訪れた。
日本最高という名声を得た理由は様々だが、その第一は高地帯という点。「海抜1300〜1600m」の高さのベースは、普通の日本のスキー場(500m前後)と比べものにならない。ベースが高ければ、それだけに雪が多いということ。したがって自然雪でスキーを楽しみながら、雪が降った直後にはパウダースキーも楽しむことができる。
第二の理由はなんと21のスキー場を持つ超大型規模。上級者でも、2日ですべてのスキー場を完走することができないほど広い。ICチップが組み込まれたリフトパスで合わせて75個のリフトを利用、21のスキー場でスキーを楽しむ便利さも魅力だ。リフトで繋がっていない所はシャトルバスを利用するが、バスにもリフトパスが通用する。
こんな便利なシステムのおかげで「スキーツアー」という名物も生まれた。高原の21のスキー場をあまねく滑りながら志賀高原の雪原を楽しむことができる。各スキー教室もこの頃はスキーツアーを兼ねたポイントレッスン方式の講習を行っている。スキーツアーを案内しながら途中でスキーのテクニックを教える。
「チャレンジ・カード」は、スキーツアーを活用した志賀高原だけの特別なイベント。2日間で75個すべてのリフトに乗ったスキーツアー客に完走記念品を与え、そのうち1人に抽選で100万円(約1100万ウォン)が当たる。泊まり客だけが参加でき、参加者はリフトに乗る前にカードにスタンプを押して搭乗確認を受けて提出する。昨年の完走者は5000人。
第三の理由は便利さ。3〜7のスキー場が布陣している高原スキー村はいずれも山岳道路で繋がっており、各スキー場も宿泊施設から歩いて5分以内の所にあり、隣接したうスキー場もリフトで繋がっている。また天然温泉もあちこちにあって、スキーと温泉をあまねく楽しむことも魅力。アシアナ航空の富山直航便(1時間40分所要)と富山空港までの200kmを運行するシャトルバス(3時間所要)で、韓国のスキーヤーも気軽に訪れることができる。
●志賀高原のスキー旅行情報
◇スキー場
▲位置=長野県東北部の上信越高原国立公園。長野市39km、富山空港200km▲歴史=日本で初めてリフト設置(1947年)スキー場。長野冬期五輪当時、スキー回転、大回転、スーパー大回転及びスノーボード試合開催▲シーズン=11月〜5月▲スキー専用=21ヵ所のうち3ヵ所(熊の湯、横手山、奥志賀)スノーボード滑走禁止▲スノーボードパーク=かんばやし(五輪スノーボードハーフパイプ競技場)、一の瀬(ノースパーククオーターパイプ)▲宿泊業者=ホテル旅館100室
◇温泉
高原入口のゆだなか・渋温泉村と別途に、高原スキー場地域に6ヵ所(木戸池、ほたる、熊の湯、発哺、丸池、志賀山)がある。
◇ホームページ
▲志賀高原=www.shigakogen.gr.jp(英語・日本語)▲山ノ内町=www.town.yamanouchi.nagano.jp
●志賀高原スキーパッケージ
アシアナ航空便(仁川⇔富山)利用、志賀高原スキー村で泊まるパッケージ(3泊4日)が今年初めてお目見えする。出発は月・水曜日、スキーは1日と半日楽しむ。 価格は59万9000ウォン。(株)旅行博士(www.tourbaksa.co.kr)、お問い合わせは02−730−6166、051−442−1451。
summer@donga.com






